13. ページ14
.
『あ"あ"ぁあぁぁーーー！！！ユウ君無事でよがっだぁああぁーーっっ！！！』
ユウ「ぐっ……ぜ、ぜんば……ぐるじっ……！」
「「「……え、……俺達は？？」」」
翌朝になって猪突猛進が如くユウ君が居ると聞いたオンボロ寮に駆け込むと、グリム君と一緒に制服に身を包んだユウ君と、何故かいる事の発端のエース君と黒髪君も一緒だった。
顔に絆創膏を貼ったユウ君を見た瞬間にボクの中の緊張の糸が切れて、ギュッとユウ君を抱き締めて情けないくらいに大泣きした。
だってユウ君は魔法が使えないんだよ？
学園の外はモンスターだっているし、人気のないドワーフ鉱山なんか巣窟かもしれないし、心配するじゃないか。
ぎゅうぎゅうにユウ君を抱き締めたあと、グリム君の首に魔法石の首輪が着いてることに気付いて『それ、どうしたの？』と聞けば、ドワーフ鉱山から魔法石を持ち帰り学園長に【２人で１人の生徒】として認められ、今日から授業を受けられることになったらしい。
グリム「オレ様も今日からナイトレイブンカレッジの生徒なんだゾー！！」
『良かったねぇ、グリム君。……ユウ君も、改めて入学おめでとう！』
ユウ「ありがとうございます！」
花が咲くような笑顔を見せるユウ君にうんうんと頷いてから、エース君と黒髪君にも『ご苦労様だったね〜』と手を振った。
ユウ君達は寮は違うけどボクの後輩に変わりないから、また自己紹介したほうがいいよね。
『昨日ユウ君とグリム君には言ったけど、
ボクはサバナクロー寮２年のA・アティロンだよ。よろしくね〜！』
エース「俺はエース！エース・トラッポラ！
ハーツラビュル寮の１年！！」
デュース「デュース・スペードです！同じくハーツラビュル寮１年です！」
元気に挨拶を返してくれる２人にニコッと笑えば２人は顔を赤くしてボクを凝視した。
どうしたのかな？と首を傾げたら、グリム君が「早く学園に行くんだゾー！」と意気込んでオンボロ寮から出ていこうとする。
ユウ「あっ！待てグリム！！」
エース「おいおい監督生、アイツ放っといたらマズイんじゃねぇの？
また問題起こしたら今度こそ追い出されるぞ。」
意地の悪い笑みを浮かべて注意するエース君はそう言いながらも手伝う気はないようで傍観してる。
確かにグリム君を放っといたらまた炎を噴きまくる可能性があるし、ナイトレイブンカレッジの生徒になれて浮かれてるところがあるから今のうちに止めた方がいいかも。
。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1377人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (
レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます！待ってました！！🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…！！ (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか？教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミヤビ
| 作成日時：2020年5月28日 15時
