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クロウリー「ささっ、２人ももう寮に帰って休んでください。窓拭きご苦労様でした！」
『大丈夫なんですか？新入生達にあんな確証もないこと言って……』
クロウリー「ちゃんと注意はしましたよ。無理ならば３時間も経たずに帰ってくるでしょう。」
『でもユウ君は……魔法が使えないし、もし何かあったら……』
クロウリー「彼等もそこまで馬鹿ではないハズです。流石に身の危険を感じたら命を第一に戻ってきますよ。」
ラギー「そうそう。シャンデリアは壊した馬鹿ッスけど、何かありゃすぐ帰ってくるッスよ。」
『……………そう…だね。』
ちょっと腑に落ちないけど、今のボクに出来るのはユウ君達が無事に帰ってくることを願うだけだ。
それからラー君に半ば無理矢理寮に連れ戻されて、今は自室のベッドに座って星を眺めてる。
シャワーも浴びてパジャマに着替えて、後は明日に備えて寝るだけ、……だけど。
『………う〜ん…』
ラギー「……そんなに心配ッスか？」
『……うん。』
ラギー「大丈夫ッスよ。学園長も言ってたけど、流石に危なくなったら帰ってくるって。」
ラー君はそう言いながらボクの隣に腰掛ける。
そりゃあそうだけど…と言葉を濁すと、ボクの頬をつついてきて「じゃあ早く寝るッスよ」と笑いながら言ってきた。
ツンツンプニプニグリグリ弄られて鬱陶しく思ってたらそれが顔に出てたみたいで、ラー君は楽しそうに「シシシッ」と独特の笑いかたをした。
ラギー「いやぁ―…Aのほっぺは触り心地がいいッスねぇー。」
『うにゃあ〜……ウザい〜……』
ラギー「ウザいは酷いッスよ。」
ラー君は頬から顎に手を滑らせて顎の下をこちょこちょしてきた。
ネコ科の近縁だからボクが何処を撫でられたら気持ちいいのかよくわかってらっしゃる。
無意識にゴロゴロ喉を鳴らすと、それに気を良くしたのか更に耳の辺りまで撫でられる。
『ふにゃあ〜…』
あまりの気持ち良さに力が抜けてラー君に凭れ掛かる。脱力感で眠気に襲われて欠伸すると、ラー君はボクをベッドに寝かせて毛布をかけてくれた。
トントン、と子供を寝かしつけるみたいにリズムよくお腹辺りを優しく叩く姿はなんだかお母さんに見えてきた。
『おかぁさーん……』
ラギー「だーれがお母さんッスか！いいから早く寝るッス！！」
『んー……』
頭を撫でられて、うとうとしてもう眠気が限界になってラー君に『おやすみ』と言ってから、ボクの意識は夢の中へと入っていった。
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ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (
レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます！待ってました！！🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…！！ (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか？教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2020年5月28日 15時
