平凡2日目 ページ3
A「さっき読んでた小説ガチ最高だった…胸きゅんですわ……あれがあるから彼氏なんていらないねあっはっは」
公園の中に入っていく。
青空の下、呑気に歩く私の耳には静かに流れる風の音や、揺れ動く草木の音、子供たちが楽しそうに遊ぶ声が聞こえ、とても穏やかな気分になれた。
心地がいい
ベンチに座って目を閉じる、太陽が程よくあたり眠たくなる、家に帰ったら何をしようか、晩御飯はなんだろう、クラスの子達はなにをしているのだろうか、ぐるぐると思考をめぐらす
バンッッッッッッッッ
A「いっっってぇ!!!!」
顔面に激痛が走る、なんてことを……ビューティーフェイスが傷になる!!!(?)
焦って小さな子供が駆け寄ってくる
子供「ごめんなさい!!!」
いまのこどもはこんなにも力があるのか…
大丈夫だよと頭を撫でてやったらニコリと笑って友達の方へ走っていった
あぁ、ドッジボールをしていたのか、誰が投げたのだろう将来有望くんだな
久しぶりにゆっくりしたな……やっぱ外はいいな、とんだアクシデントはあるがゆっくりはできる
家に帰ろうかな、それとも少し遠くまで行こうか
A「公園の外周一生して帰ろうかな」
よっこらせ、と重たい腰を持ち上げて公園の外周をゆっくり歩く
さすが公園、ここを散歩ルートにするわんちゃんとかいぬしさん、野良猫さん、私のような暇な学生、おじいさんおばあさん
こんにちは〜と笑顔で言うとみんな反応してくれる
A「ん?」
なんだろう…あんなに大きい木あったかな
すこしはなれたところに大きな木がある、何度か来ていたが気づかなかったな
立ち寄るがそこは先程とは打って変わって人がいない
おぉーと見上げてつつ歩いてるとピチャッと音が鳴った
ん?ぴちゃってなに?最近はあめふってn
A「きゃあああああああ?!?!?!」
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カートゥーン - なにこれめちゃくちゃ好きです(←頑張ってください!他の作品も応援してます! (8月14日 20時) (レス) @page2 id: a77ababa18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みや?粉雪 | 作者ホームページ:http bino1
作成日時:2022年1月26日 16時