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影浦の心情 ページ22

第二次大規模侵攻直後の話です

鋼達から連絡があった

【宮本が生死を彷徨う状態だと】

急いでゾエたちと一緒に病室へ向かう

病室には宮本家の使用人らしき人が居て、俺達が来たらそっと一礼して出ていった

ベッドには色んな所を包帯で巻かれて寝ている宮本の姿があった

今にも止まりそうな呼吸の宮本に手を伸ばそうとするが手が震える

影山「宮本…。」

細い
何時からだろう
こいつは弁当の量が減っていった
ぼーっとすることが多くなった

他にもたくさん…
まるで何かを準備するみたいに…

そんな中ふと1年前の言葉を思い出した

"大事な人を目の前で失ってもボーダーに居られるか"

俺は続けられるだろうか

今でも覚えている
初めて会った日の言葉、学校で声をかけてくれた言葉、守りたいと思ったその笑顔

このまま目を覚まさなかったら薄れていくのか?

嫌だ
薄れていくなんてぜってぇ嫌だ


頼む
目を覚ましてくれ

大丈夫だと思ってお前の気持ちに気づけなかった俺を殴って欲しい

まだこの想いを伝えられてないんだ

死ぬなよ、宮本

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うゆ@uyu(プロフ) - 楽しみが増えた!!!寂雷先生いいよね!頑張ってください! (11月2日 16時) (レス) @page26 id: 91c57ec369 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零音(れいん) | 作成日時:2021年9月6日 19時

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