荒船哲次の場合2 ページ15
荒船「は?!なんでお前すぐ答えられたんだ?」
貴『この手の問題なら嫌というほどやった。』
俺が考えて分からなかった問題をいとも簡単に…
別のページの問題も見せてやった
あいつは…宮本は秒で答えた
凄ぇ、これが天才か!!
荒船「宮本!これも教えてくれ!」
分からない問題を教えて貰ってる途中
影浦「宮本、お前頭良かったんだな。」
当真「仲間外れにすんなよ。」
村上「タメになるな。」
北添「宮本ちゃん頭良くて凄いね!」
貴『別に今やってる問題はこの間の授業の応用だぞ?村上は別としてお前らちゃんと授業聞けよ。』
見た目に反して頭いいんだな、こいつ。
prrrr
貴『!悪ぃ、ボーダーからの連絡来たからオレは先に帰るわ。』
当真「おう、行ってこい。」
ボーダー?
カゲと同じボーダーやってるのか
影浦「上からの呼びだしか?」
貴『嗚呼。』
荒船「ボソッ すげぇ…」
貴『何がだ?』
!
聞こえたのか?
貴『あ、すまん。オレ人よりちょっと耳が良くてな、聞こえただけだから気にするな。影浦お好み焼き焼いてくれてありがとな、じゃあ。』
そう言って席をたち俺たちの分の金を払って出ていった
ボーダーに行けばまた会えるか?
?
俺はあいつのことが知りたいのか?
こんな気持ち初めてだ
荒船「カゲ、宮本はボーダーではどんな感じなんだ?」
影浦「あ?…ボーダー内トップクラスの強さだ…俺じゃあ適わねぇ。」
北添「宮本ちゃんはなんでもこなす完璧万能手だよ。確かどの武器使っても勝てないんだよね。」
頭も良くてなんでも出来るってか
凄すぎだろ、宮本!
そうだな、とりあえずボーダーの入隊試験を受けよう
もっと近くで宮本を見てみたい、話してみたい、戦ってみたい
俺をここまで動かしたのは宮本が初めてだ
てか俺の方が勉強できねぇの格好悪いか?
ならもっと勉強しなきゃな
よし帰ってやることをまとめてひとつずつクリアしていこう
…
入隊式
今目の前にいる宮本は驚いている
荒船「よぉ、宮本。また会ったな。」
貴『入隊おめでとう、荒船。』
荒船「おう、今に強くなってお前を倒して見せるからな。」
貴『ははは、そりゃあ楽しみだな。待ってる。』
お前より強くなって守ってやりたい
そのためならどんな試練だって乗り越えてやる
その方が映画みたいでロマンチックだろ?
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うゆ@uyu(プロフ) - 楽しみが増えた!!!寂雷先生いいよね!頑張ってください! (11月2日 16時) (レス) @page26 id: 91c57ec369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零音(れいん) | 作成日時:2021年9月6日 19時