彼女に惚れた瞬間【ワールドトリガー】【18歳組】 (ページ14)

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荒船哲次の場合ページ14

今日は宿題出たけどカゲん家でお好み焼き食うか

「いらっしゃいませー、1名様ですか？」

荒船「はい。」

「ただいま混んでおりましてお席ご用意出来るんですけど、広いお席になってしまうんですけど問題ございませんか？」

荒船「大丈夫です。」

「畏まりました！お席ご案内しますね。」

通された席は6人がけの席だった

いつもの様にメニューを見て注文するところだった

カゲから声がかかったのは

影浦「あー、5人で座れる席は埋まってるな…いや、おい荒船。相席良いか？」

荒船「カゲか、意外だなお前友達居たんだな。」

影浦「うるせぇ！で、どうなんだよ。」

荒船「構わない。」

影浦「サンキュ。じゃあお前ら座れ。」

当真「どうも〜。当真です。」
北添「初めまして、相席よろしくね。ゾエさんって呼んでね！」
村上「相席ありがとう。村上だ」

貴『相席までしてもらってすまないな。オレは宮本。』

荒船「俺は荒船哲次、よろしくな。しかし女も連れてきたのか。」

貴『ん？いちゃ悪いなら帰るけど。』

荒船「あ、いやすまない。カゲが女子連れてくるなんて意外すぎてな、悪気はなかったんだ。」

貴『いや、そうだったのか。こっちこそすまなかったな。それにしても影浦、なんか偏見持たれてるぞ。』

荒船「改めてよろしくな、宮本。」

不良なのかピアス開いてるしネックレスを付けている
でも結構美人だな

貴『なんだ？』

荒船「いや、なんでもない。食い終わったら宿題やってもいいか？」

見すぎたか

影浦「好きにしろ。」

荒船「ありかとな。」

こん中のやつに頭いいのいないだろうから分からない問題だったらどうしようか

まあ食ってから考えるか

…

荒船「宿題するからあんまりどんちゃん騒ぎするなよ？」

北添「ゾエさん、もう1枚食べようかな。」
当真「食いすぎじゃなねぇの？」
村上「そうだな、夕飯大丈夫か？」
影浦「ケッ、夕飯にしちまえばいいじゃねえか。」

聞いてないな、こいつら

貴『おい、お前ら。少しは静かにしろよ？荒船勉強すんだから。』

！
普通に良い奴じゃねぇか

貴『すまんな、荒船。』

荒船「ありがとう、宮本。」

少し静かになったこの空間で宿題を黙々と進めるが、最後の問題で躓いた

貴『荒船、もしかして分からない問題あったのか？』

荒船「嗚呼、お前らに言っても無駄だろうけど。」

当真「言うね、荒船。」

貴『席変われ、問題見せてくれるか？』

言われた通りに問題を見せる

貴『答えは7だな。』

！？