第5話** ページ6
_______誠凛高校東門前_______
私は今何故かポツンと取り残されている
時間をたどること約5分前
「爺、着いたようですね。それでは行きましょうか?」
「お嬢様、私は仕事があるので失礼致します」
「そうですか、それでは1人で職員室を探します」
「ダメですぞ?道行く人にお聞き下さいませ。それでは失礼致します」
ブロロロ_______
爺が
私に1人で職員室へ行くなと言った理由…
それは
私は
方向音痴なのです
地図があっても全然違う方へ行ったりと
今回は大丈夫なはずだと思ったら爺に止められますし…
それにまず道行く人がいないのですが…
今日学校まさかのお休み?!
いやいやいや
斗愛がそんなヘマをするわけが…
それか遅刻したとか?!
いやいやいや
家を出た時間は6:50だから…
だからですね…
少し、早すぎたようです
家からここは約20分程度ですが…
大体の人は7:30ほどに着くのでしょう…
「ちょっと君、どうしたの?」
茶色のような髪をした綺麗な声の女の人に声をかけられた
「あ、あの…職員室どこですか?」
「職員室?
それなら_______」
大分生徒で賑やかになった廊下
を見ながら茶色の先輩らしき人について行く私
「まさか転校生だとはねぇ…道理でオロオロしてたのね」
ビックリした、と言わんばかりに微笑む先輩
「…あはは、私方向音痴で…爺に…ぁ…お、お爺ちゃんに誰かに聞きなさいと言われたんです」
いつもの癖で爺と口が滑るとこだったが
彼女は全く気にしていないようでよかったです
と
私は胸をホッと撫で下ろした
「それで…えーと、誰ちゃん?」
「水嶋Aです。先輩は?」
「Aちゃんね。よく私が先輩って分かったね!」
「あー…それはですね…名札の色、ですかね?」
それと敬語を使っていないこと
新設校じゃなかったら私が三年生という可能性がありえる
だが、この新設校は1年、2年しかいないから敬語を使わない、と思ったんですよ。
とは言いませんが
「そっか、Aちゃんは何部にはいるの?」
少し、質問してもらえるかな?と心の奥底で期待していてよかったです
「それは、もちろん_______」
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - Aya <(´∀`)/さん» ありがとうございます!!続編の方でも是非よろしくお願いします! (2014年4月2日 11時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
Aya <(´∀`)/ - 続編楽しみにしてます!!頑張ってください!!\(´ω`)/ (2014年4月2日 1時) (レス) id: 173f474ccd (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - れにゃちん@高宮Loveさん» ありがとうございます!!出来る限り今日で続編いけるように頑張ります!本当にありがとうございます! (2014年3月29日 8時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
れにゃちん@高宮Love(プロフ) - 誕生日おめでとうございます!!続編も楽しみにしています!頑張ってくださいヽ(≧▽≦)ノ (2014年3月29日 7時) (レス) id: 6fdfd595db (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - 真由子さん» こんにちはー♪ありがとーございますっ!!これからもよろしくお願いします!! (2014年3月20日 19時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:**CrAzZY*BeAr** | 作成日時:2014年2月3日 23時