第20話** ページ21
「ありがとうございましたー!」
「さようなら。」
「じゃあなっ!」
「また来てくださいね」
「ばいばーい!」
「じゃあなー!」
朝食を終えた黒子くん、火神くん、さくらちゃんは家に帰る
「楽しかったねー!」
「まぁ、うるさかったけどな」
特に大我が、なんて付けたしている遼
梨乃も遼も喜んでくれたみたいでよかったです
「それじゃ家に戻りましょう」
みんなが笑顔になれたんですから、また呼びたいですね
「…姉ちゃん、ちょっといい?」
「どうしたんです、遼。」
「話したいことがあるんだ」
「いいですよ、リビングで話しましょうか」
_____________
「あのさ、俺行きたい高校出来たんだけど」
リビングに着き、椅子に座った直後遼が口を開く
…この様子だと、その高校に相当行きたいらしいですね
「あらあら…ふふっ、いきなりですね」
「…そこの高校、バスケ部強いらしいから」
「どこに行きたいんですか?」
「_____________洛山高校」
「…洛山ですか?」
「うん、ダメかな?」
「私は遼の行きたいところに行ったらいいと思います。後は…お義父様次第ですが。」
その言葉を聞いて遼はホッとした表情を見せている
「話は聞いたよー!僕も遼くんの行きたい場所に行って欲しいな!」
「…お義父様、いつから居たのですか?」
「最初からって言ったら怒っちゃうー?」
私のお義父様の白咲暁様
見た目はクールだけど、中身は結構子供で
こんな人があの白咲財閥の人間なの?
と思えるほどなんですが
とてもいい人なんです
行く当てのない私たちを引き取って下さって
本当に感謝しているんです
「はぁ…怒るわけないじゃないですか。お義父様は火神くん達と会われなかったんですか?」
「あー、うんー」
…でももう少し大人として自覚を持ってもらいたいで
「でさ、洛山高校に見学行きたいんだけど」
洛山…
京都ですよね
「…なら、私も付いて行きま」
「うーん、いいんじゃない?
あ、再来週ならヘリ出せるから」
「ありがとうございます。遼は自分の部屋に戻ってくださいね。家庭教師の先生がお見えです」
「行ってくる」
と、遼は自分の部屋に戻った
「A。洛山高校は気を付けなさい。
それと、ウィッグは外してた方がいいです」
「は、はい」
お義父様がいつになく私に真面目な顔をしたので少々驚いてしまいました
「…それでは、私も失礼します」
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**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - Aya <(´∀`)/さん» ありがとうございます!!続編の方でも是非よろしくお願いします! (2014年4月2日 11時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
Aya <(´∀`)/ - 続編楽しみにしてます!!頑張ってください!!\(´ω`)/ (2014年4月2日 1時) (レス) id: 173f474ccd (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - れにゃちん@高宮Loveさん» ありがとうございます!!出来る限り今日で続編いけるように頑張ります!本当にありがとうございます! (2014年3月29日 8時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
れにゃちん@高宮Love(プロフ) - 誕生日おめでとうございます!!続編も楽しみにしています!頑張ってくださいヽ(≧▽≦)ノ (2014年3月29日 7時) (レス) id: 6fdfd595db (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - 真由子さん» こんにちはー♪ありがとーございますっ!!これからもよろしくお願いします!! (2014年3月20日 19時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:**CrAzZY*BeAr** | 作成日時:2014年2月3日 23時