第2話** ページ3
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「うぁ!広ーっ!」
「でけぇ!」
家に入ってからの初めての声が驚きって…
「クス、でかいって言っても去年までここにいたよ?」
「そりゃそーだけどさっ!別荘と本館じゃちげぇもん!テンション上がるんだよ!」
ここは、白咲財閥の本館
アメリカに2個、フランスに1個オランダに1個別荘があり
最近までアメリカの別荘に仕事の用があって住んでいた
私は高校一年生にしてこの世界有数、世界でもNo.1と言ってもいいほどの白咲財閥の跡取り
「お嬢様、お坊ちゃまお帰りなさいませ」
爺の合図で長い渡り廊下に並んでいる執事、メイドが次々に頭を下げる
爺とは、桐生真
みんなに爺と言われており、私の理解者の1人だ
代々桐生家はこの白咲家に使えており爺は5代目だ
「ただいま、荷物を片付けるから遼と梨乃のを手伝ってくれるかしら?」
私は近くにいた遼と梨乃の専属メイドと専属執事に声をかける
「かしこまりました」
メイド達はそれぞれ主人の部屋に戻って行った
この生活も
最初はとても手こずった
でもみんな心優しいから思ったより環境にすぐ慣れた
コンコン_______
少し荒くノックをする人は…まぁ1人しか思いつかない
「…どうぞ。遼どうしたの?」
ガチャ、と扉が開き遼がバレたかとでも言う顔をして入ってきた
「姉ちゃんさ、大丈夫なの?」
「…何が?」
「だって姉ちゃんのことだからさぁ、どーせバスケ部のマネージャーとかなるんだろ?」
遼には、隠し事はできないな
改めて思った
でも_______
「心配してくれてありがとうね?
その気持ちだけでお姉ちゃんは嬉しいよ」
「だから!ちげぇよ!
バスケ部に入ったらあいつらと会うかもしれねえじゃん!」
最近思うに遼は思春期に入ったのかよくすぐ切れるようになった
でも
心配してくれるのは本当に姉として嬉しい
「大丈夫!私のお友達が守ってくれるから、ね?」
「ならいーけど…なんかされそーになったら俺呼ぶんだぜ?」
「ハイハイ、着替えるからさ。見ないでね」
本当に中学生か?と思えるほど男っぽくなったね
私たちのお父さんもこんな人だったのかな
少し冗談半分で遼を部屋から追いやった
バタン_______
遼は最初とは大違いで優しく扉を閉めて行った
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**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - Aya <(´∀`)/さん» ありがとうございます!!続編の方でも是非よろしくお願いします! (2014年4月2日 11時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
Aya <(´∀`)/ - 続編楽しみにしてます!!頑張ってください!!\(´ω`)/ (2014年4月2日 1時) (レス) id: 173f474ccd (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - れにゃちん@高宮Loveさん» ありがとうございます!!出来る限り今日で続編いけるように頑張ります!本当にありがとうございます! (2014年3月29日 8時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
れにゃちん@高宮Love(プロフ) - 誕生日おめでとうございます!!続編も楽しみにしています!頑張ってくださいヽ(≧▽≦)ノ (2014年3月29日 7時) (レス) id: 6fdfd595db (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - 真由子さん» こんにちはー♪ありがとーございますっ!!これからもよろしくお願いします!! (2014年3月20日 19時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:**CrAzZY*BeAr** | 作成日時:2014年2月3日 23時