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第13話** ページ14

_______


ヒュー……

私達の間に風が吹く


この白咲財閥の本館を見ると、誰もが固まる


そして隣にいる2人もそのうちにもちろん入る



「なんですか、この豪邸」


黒子くんは呆気にとられたような、驚いたような反応をした


「…私の家です」

驚いている黒子くんに何故か罪悪感を覚える



「アメリカのよりでかくね?!」



「それは、アメリカのは別荘なんですから別荘が小さいのは当たり前ですよ?」




アメリカ…別荘…

黒子くんは壊れたようにこのワードを繰り返し連発する



「ここにいるのもなんですし、入りましょうか?」



2人は魔法が解けたように動き出した



東門の扉を開けると、そこには大きな肖像画があり

左から、一代目の白咲桐彦様

二代目の白咲宗樹様

三代目の白咲輝一郎様

私のお義父様、白咲暁様


「荷物は爺に預けていてください」



「さぁ、こちらへ荷物を。お預かりいたします」


ニコ、と爺が笑う


2人はビックリして固まったまま爺に荷物を預けているようです



「斗愛、私の荷物よろしくお願いします」


「はい、かしこまりました」


私とと斗愛は他のメイド、執事の前ではいつも通りに接してはならないと爺に硬く言いつけられているのです


「黒子くん、火神くん、こちらです」


赤い絨毯が敷かれている、長い道のりをどんどん進むと大きな扉がある

その扉のガラスは水晶を、少しの飾りは大理石やダイアモンドが使われてある



ガチャ_______


私が扉に近づくと、扉のそばにいる看守が扉を開ける


「「「Aお嬢様、おかえりなさいませ」」」

ドアの先にはメイド・執事の大群がいて、声が揃う


軽く、100人はいる



「黒子くん、大丈夫ですか?…黒子くん?」



黒子くんは今にもあの世へ逝きそうな顔をしている



「仕方ないですね…エードル、黒子くんを大広間に運んでください」


エードルはフランス人の割りに日本語がスラスラと言える


フランス語の勉強はいつもエードルに教えてもらっているんです

「了解いたしました」




私は遼の部屋へと向かう



コンコン_______


「遼、入りますよ」


「…どうぞ」

少しためらった声が聞こえた


ガチャ_______


「なに、姉ちゃん」


「火神くんが遼とバスケしたいそうです。それと…貴方は?」


「わ、私ですか?」


遼の隣の女の子はオドオドしている







この髪の色は…見覚えがあります






「私…っ…帝光中2年の_______」

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**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - Aya <(´∀`)/さん» ありがとうございます!!続編の方でも是非よろしくお願いします! (2014年4月2日 11時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
Aya <(´∀`)/ - 続編楽しみにしてます!!頑張ってください!!\(´ω`)/ (2014年4月2日 1時) (レス) id: 173f474ccd (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - れにゃちん@高宮Loveさん» ありがとうございます!!出来る限り今日で続編いけるように頑張ります!本当にありがとうございます! (2014年3月29日 8時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)
れにゃちん@高宮Love(プロフ) - 誕生日おめでとうございます!!続編も楽しみにしています!頑張ってくださいヽ(≧▽≦)ノ (2014年3月29日 7時) (レス) id: 6fdfd595db (このIDを非表示/違反報告)
**CrAzZY*BeAr**(プロフ) - 真由子さん» こんにちはー♪ありがとーございますっ!!これからもよろしくお願いします!! (2014年3月20日 19時) (レス) id: 17dcfc2682 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:**CrAzZY*BeAr** | 作成日時:2014年2月3日 23時

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