《藤＋北》が、くっついた！？ ２ … ベトベト編

ベトベトな二人 … １９ ページ19

「はい、OKでーす！」

ドーム内に、スタッフさんの声が響く
2日目だから通しは無くて、ポイントのおさらいみたいな感じかな…

結局玉のゲームの相手させられて、DVD見れなかったァ…ﾁ─(´-ω-｀)─ﾝ

でも「オレは宮田とゲームやりたいの！」って玉に言われると、うへへ断れないーｗｗｗ
ま、まあ今日の夜見ればいいかな…なんて

でも肩痛い…完全ゲームやりすぎー

ちょっとマッサージしてもらおっ！てマッサージ室に行きかけた時、ガヤさんがスタッフさんと話してるキタミツを、ずーっと見てんのに遭遇した

あれ？またビニール袋持ってる…朝の、だよね

ガヤさん、そんなに明太子フランスパン渡したいのかな？って思ってたら、キタミツの話が終わったみたいで、一人で控え室の方に向かって行った

ガヤさんは、少し躊躇うみたいに見えたけど、直ぐにキタミツの後を追うように歩き出した

基本ガヤさんがキタミツにここまで注意を向けることは無いから、なんだか気になってその後をついて行った

控え室に入る直前、ガヤさんがキタミツ引き止めた、

「北山」
「…藤ヶ谷、なに？」
「ちょっと来て…」

って、キタミツ連れてセット裏に行った

コレは…ついて行くしかないよね、て妙な使命感に突き動かされ、コソコソと尾行した

スタッフさんは、今ステージ準備にかかりきりだ、ここには来ない

ガヤさんも、それ知ってるからココにキタミツ連れてきたんだろうと思う

何なの？この展開？

藤北の距離、めっちゃ近づいてない？
ドキワクの宮っちです。。

「ほら、コレ…」
「え、何コレ？……」
「明太子の時、買ってきた…」

「…塗り薬…」
「演出…変える気無いんだろ、ならコレ使えば？」

ガヤさんが持ってたビニール袋の中身って、塗り薬？？明太子フランスパンじゃないんだ！
なぜに塗り薬？？

「…ありがと…」
「まだ、赤いな…痒いのか？」
「ん、少しな…でも今日終わったら、東京ドームまで日にちあるし、大丈夫だろ」
「お前バカかよ、塗料の成分まで変えることないだろ？」
「やるからには妥協したくねぇから、特に藤ヶ谷とのパフォーマンスは、どの曲より完成度高くないと、意味無い…」
「…そりゃ、分かるけど…、2年ぶりだしな…」
「ありがと、コレ今塗っといた方がいいよな、控え室だとバレちまうし…」

ってキタミツ…塗料ってあの《ベトベト》のコト？カブレたのかな…って見てたら、ガヤさんがキタミツからその薬を取り上げた

え、なに？


「…塗ってやるよ」

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