42話 ページ46
…その内学校で、オレが夜の街で派手に遊びまくってるとか、年上のオンナ食い散らかしてるとか、ネタにされたみたいだけど、してねーから!…でも、いちいち反論すんのもめんどくさくてもう、放置を決め込んだ…
ただ渉にだけはホントのこと伝えた、アイツだけには誤解されたくなかったから…最初はすげー心配して反対されたけど、今は見守ってくれてる感じかな…ミツの経済状態もわかってるみたいで、昼メシとか栄養のあるもの食わしてやってるみたいだった…
さすがに、朝練して授業受けて、部活いってバイトは体力的にキツイ時もあるけど、ミツの置かれてる状況を考えれば、オレなんか恵まれてるから…
ミツ…―もう、オレは自分の気持ちを抑えることが出来なかった…アイツが好きだ―…一度は親友として傍にいられたらいいと思ったけど…でもやっぱりそれはイヤだった…
アイツに触れたい…アイツの息遣いや、温もりをオレの全部で感じたい…けど、ミツのトラウマを思うとそんなことできるハズも無く、オレの中のどうしようもない欲と熱を、誘われるまま、そこにいたヒトにぶつけてた時もあった…でも、結局虚しいだけで、そんな関係が続くはずもなく…―
学食でのやりとりを見てても、ミツの中に無意識にそういった類いから目を背けている気持ちがあることは、過去になにがあったかを知ってるオレには理解出来た…
「太ちゃん…怖いよ―」
引き裂かれたりシャツと、顔についていたキズ…身体に付けられた、生々しい紅い…アト―…
抱いたら…きっとアイツはまた、つらい思いをするんだろう…忘れる日が…来るんだろうか…?オレが、忘れさせてやることは…無理なんだろうか…ミツ…いつかお前の全部をオレで満たしてやれることが出来たらいいのにな―…
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GAYASAKURA(プロフ) - はに〜さん» こんばんは!コチラにまでコメ頂きましてありがとうございます!うんうん、藤北ってきゅん神ですよね!切ない想いをリアルで伝えたコトが無いので、ただ今妄想大爆発中ですw!コメほんとに励みになります!ありがとうございます! (2015年8月17日 20時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
はに〜(プロフ) - おみつって、どうしてこんなに健気がハマるんでしょうか、、藤,北って どうしてこんなに切ないのがハマるんでしょうか、、藤,北クオリティ、、引き続き 楽しみにしております! (2015年8月17日 15時) (レス) id: b78e817db7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年8月15日 21時