33話 ページ37
「…って、なんでオマエらまでついてくんだよっ!」
「え、だってタッキー先輩が来いって言ってくれたから?」
「社交辞令だろ!真に受けてんじゃねーよっっ!」
「キタミツ、オレは来たくて来たわけじゃ…このアホヶ谷が…」
「渉!!それ言わない!」
二駅となりの街にある、オシャンティーなカフェ…ただ今、キタミツ&渉VSアホヶ谷太輔のバトル真っ最中…
そこに、カフェのオーナーに挨拶に行っていた滝沢センパイが戻ってきた
「なんだよオマエら、さっきからコショコショ話しまくりじゃん」
めちゃ楽しそうにオレらの顔を見てくる…この顔に見つめられると、ホント照れるんだけど…
「すっごく素敵なお店ですね…」
キタミツも、もれなく頬を赤く染めて先輩に話しかけてる…んーまぁ、そうなるよな―…
「だろ!、オレ、ここで去年までバイトしてたんだ、オーナーとオヤジが知り合いでさ…ホラ、オマエら好きなもん食えよ、遠慮すんな!」
「バイト?先輩、あの練習メニューこなしながらバイトまでしてたんですか?」
ニコニコしながらメニューを渡してくれる先輩…この人がココにいたら、客のほとんど女子だよな…なーんて考えていたら、キタミツがちょっとビックリしたように先輩に尋ねた
「うん、まあ、毎日はムリだけど、部活ない日とか、早く終わった日とか…な、俺んちあんま裕福じゃないから、自分の小遣いと大学への進学費用の足しに…」
「それで勉強もして?スゴイですね…」
「時間てさ、あるもんじゃなくて作るもんだから…北山もその内わかるよ」
そう言って、キタミツにウインクしてくるタッキー先輩…うわ、最強ライバル出現かも…
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GAYASAKURA(プロフ) - はに〜さん» こんばんは!コチラにまでコメ頂きましてありがとうございます!うんうん、藤北ってきゅん神ですよね!切ない想いをリアルで伝えたコトが無いので、ただ今妄想大爆発中ですw!コメほんとに励みになります!ありがとうございます! (2015年8月17日 20時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
はに〜(プロフ) - おみつって、どうしてこんなに健気がハマるんでしょうか、、藤,北って どうしてこんなに切ないのがハマるんでしょうか、、藤,北クオリティ、、引き続き 楽しみにしております! (2015年8月17日 15時) (レス) id: b78e817db7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年8月15日 21時