l wish to be your only one …エピ４

ヒカル…２４ ページ26

…なんやかんや、お互いをキレイにして服着て、まったりしてたら…

「ふぇ…ふぇぇ…ふぇぇぇぇん…」
て、寝室から鳴き声がした…


「「あ、起きた！」」
言葉がシンクロして、二人で顔見合わせ笑ってしまう

寝室に行くと、ベビーベッドにちょこんと座って、ベソベソしてるヒカル…

「ヒカル起きたのか？よく寝てたな、ホントまじサンキュ！…な？」

チラッとオレを見て、ウインクしてくる太輔
「バカか、ふざけろ！」

何を言わんとしてるのかがわかるから、さっきのコト思い出してしまう…体温が一気にアガルのがわかる…

そんなオレの反応を、楽しんでるような太輔…
クスクス笑いながらヒカルを抱き上げる

「…ありゃ、おねしょしてんな…ヒカル、お着替えな！」

傍に置いてあるフタ付の藤製の可愛いカゴから
オムツを出すと、ヒカルを寝かせて履いてたパンツを脱がせた

「なあ、オレやってみたいんだけど」
「……いいけど…気を付けろよ？」

なんか笑いながら場所変わってくれる
出来るだろ…たぶん…いやきっと…

マジックテープみたいな着脱を取ると、可愛いソレがお出ましに…

その瞬間…

「うわぁぁぉ！な、なんでっ！」
寸でのところでオムツでカバーしたけど、な、なんで？ヒカル的噴水かよっ！

「ハハ、気を付けないと服まで飛ばされるんだよな、オレも何回やられたか、あーあー気持ち良さそうに出しやがる…」

ヒカルは、なんかご満悦…ニコニコしてる…

「ちっちゃくても男の子だしな、出すのは気持ちいんだろうな…」
「あ、アホかっ！一緒にすんなっ！」
「えー、自分だってそうじゃん！」
「だぁァァァ！やめろっ！」

ケラケラ笑いながら、とりあえず太輔にやり方教えてもらってヒカルのオムツを変えて、ちっちゃなズボンを履かす…ベッドのタオルシーツも変えて…洗濯物が一気に出てくる…


ヒカルを太輔に頼んで、オレはランドリーに行った、カゴに洗濯待ちのヒカルの服が何枚か置いてある…ソレを纏めて洗濯機に入れた…


小さな子がいるって、大変なんだ…サラ、子育てしながら仕事もしてるんだよな、太輔がサラからヒカルを預かるのも、わかる気がした

休ませてやりたいよな…


「ひろ！ちょっとコッチ来て！」

太輔の声がして、オレはリビングに戻った

ヒカルが太輔のケータイ画面を見ながらニコニコしてる…

「何？ヒカル楽しそうじゃん」


「ヒロミツ？」
「…サラ？」


渡されたスマホの画面には、母親の表情をしたサラが映っていた

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