＊7話＊ ページ7
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そもそも私のサークルである“storm”は何かといったら
旅行サークルらしい。
けれど、普段はやることがないから
集まってもグダグダ喋ったりゲームしたりするだけで
強制参加ではないから、段々人が減ってったり幽霊部員が多くなるんだって。
だから、集まるメンバーは大体決まってくる。
私は家に帰っても1人だから寂しくて、ユリと一緒に行っていたら
桜の花びらが全部散ってしまう頃には、そのメンバーの1人になっていた。
翔「こっちこっち！」
ポカポカと空気が暖かくなってきた頃
駅を降りてユリとキョロキョロしていると、
そう行って手招きする翔さんを見つける。
そこには既に何人かいて
みんなワイワイと喋っていた。
A「こんにちは」
翔「天気いいね〜今日」
ユリ「バーベキュー日和ですね。アレ、雅紀さんは？」
翔「あいつ寝坊したって(笑)」
A「あらら…(笑)」
翔「これであと二人かな？」
ユリ「きてないの誰ですか？」
翔「ニノと、あの一人は久々にくるから知らないと思う」
その人は演劇サークルで演出をしていて
ついこないだ講演が終わったから、今日は久し振りにこれるらしい。
なんでも、その人がニノを連れてきてくれるんだという。
ニノ、BBQ似合わないもんね。行きたくないって駄々こねそう。
ふふふって笑っていたら
翔さんが私達の後ろで何かを見つけて
あっ！と声を上げる。
私たちが来た時と同じように手招きするから
私も振り返って、その姿をとらえた。
それから、
思考が停止した。
「ごめん、遅れた」
翔「いえいえ。だいじょーぶ」
何故かって、
そう言ってニノと一緒に歩いて来た
その人は
潤「え？…A？」
A「…潤くん」
私の知っている人だったから。
翔「あれ？知り合い？」
潤「…うん。中学の同級生」
翔「あ、そっか。すげー偶然だね」
潤「ね」
A「…」
じゃあ行こっか！って買い出しに行くために歩き出して
みんなの後ろをついて行く。
…まさか潤くんがいるなんて。
全く想像もしてなかった。
ユリ「A？」
A「ん？何？」
ユリ「どした？大丈夫？」
A「うん。何もないよ」
あの頃より大きくなった後ろ姿をちらっと見ながら
ユリを心配させまいと、動揺を必死に隠そうとした。
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爽歌。(プロフ) - みーなさん» コメントありがとうございます！遅れてしまい申し訳ありません！恐らく気のせいではないかと(￣∇￣)ﾌﾌﾌｯ…♪ 気がついて下さって嬉しいです(^^) (2019年7月16日 14時) (
レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 途中で「じゃなくて」が入ってるのは気の所為でしょうか？笑 (2019年7月13日 12時) (レス) id: d1c7014bf6 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - たまきさん» たまきさんも読者の皆様も優しくて優しい世界で私わ幸せだなって思います(Ｔ＿Ｔ)ｱﾘｶﾞﾀﾔ〜 2章も立ち上げてみたので、よろしければ遊びに来てくださいっ♪ (2018年10月23日 14時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 急に自分の名前が出てきたんでびっくりした笑私なら大丈夫よ〜(^^)もうこんなことやられたら好きが止まらなくなっちゃうね！ヒロインちゃん健気だから幸せになって欲しいです( ^ω^ )いつまでも待ってるから爽歌ちゃんのペースでね( ^ω^ ) (2018年10月17日 21時) (レス) id: b049bce828 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - ゆり:)さん» ゆりさん、コメントありがとうございます(*ﾟ∀ﾟ*)！そうですねぇ、色々思わせぶりな男子たちですね(笑) 2章も立ち上げてみたので、是非いらして下さい(*´-`) (2018年10月17日 21時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽歌。
| 作成日時：2018年8月16日 21時
