＊3話＊ ページ3
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先輩一人の声が聞こえたと思ったら
次々に、おぉ〜って人を迎える声がした。
誰かきたのかな？って
入口の方に視線を向けると
ドキン。
さっきとは違う音で、心臓が鳴る。
「ごめん！遅れた〜」
白いティーシャツにジーンズ
髪は居酒屋のライトに照らされて少しだけ茶色がかっていて
毛先が少しだけ跳ねている。
もう一度会ってみたかった、って言ったって
顔を見たのはほんの数秒だったし
この人！って認識できるかどうか少し不安だったけど。
…そんな必要、全くいらなかったな。
A「…あの人だ」ﾎﾞｿｯ
ユリ「え？」
絶対そう。
みんなに囲まれて、遅いよ〜なんて言われて
ごめんごめんって笑ってる、あの人がこの前の人。
暫く入口で捕まった後、他のテーブルに座ってしまって
都合よくここに来るかもなんて考えてた自分に
少しだけ笑えた。
でも、いた。
やっぱり、会えた。
勇気出してきて、よかった。
先輩「よっしゃああっ、ゲームやろうぜぃ！！」
「いえ〜い☆」
運ばれてきたフライドポテトを口にしてると
突如やってきたゲームタイム。
先輩はすっかり真っ赤になってて、隣の女の先輩がルールを説明してくれてるけど
なんか…大丈夫かな？結構酔っ払ってるような…
先輩「は〜い！A負けぇぇ〜！イッキイッキ〜！！」
A「ええっ…(笑)」
そうやって押し付けられたのは
ビールが入ったコップで。
さっきまでは、オレンジジュースだったのに
急にお酒…しかもビール。苦手なんだけどなぁ…。
でも場の雰囲気を壊すわけにはいかないし
しょうがない、頑張るしか…って
グラスに口をつけようとした。
けれど、それができなかったのは
A「…あっ」
横から伸びてきた手に、ひょいってコップを奪い取られて
私はびっくりして、ビールの行方を追うと
男の人の口にゴクゴクと吸い込まれていってしまった。
ぷはあっ！って言って
上を向いていた顔が前を向いて
顔を認識した途端。
う、そ…って
加速しだす鼓動。
「うまーっ！」
先輩「しょおっ！お前、横取りすんじゃねぇよお〜！Aのだぞ！！」
「バカお前。新入生に、しかも女の子にいきなり酒飲ますなっつの。悪酔いしすぎ」
先輩「酔ってねぇしぃ！！」
「はいはい。サキー！こいつ連行！(笑)」
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爽歌。(プロフ) - みーなさん» コメントありがとうございます！遅れてしまい申し訳ありません！恐らく気のせいではないかと(￣∇￣)ﾌﾌﾌｯ…♪ 気がついて下さって嬉しいです(^^) (2019年7月16日 14時) (
レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 途中で「じゃなくて」が入ってるのは気の所為でしょうか？笑 (2019年7月13日 12時) (レス) id: d1c7014bf6 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - たまきさん» たまきさんも読者の皆様も優しくて優しい世界で私わ幸せだなって思います(Ｔ＿Ｔ)ｱﾘｶﾞﾀﾔ〜 2章も立ち上げてみたので、よろしければ遊びに来てくださいっ♪ (2018年10月23日 14時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 急に自分の名前が出てきたんでびっくりした笑私なら大丈夫よ〜(^^)もうこんなことやられたら好きが止まらなくなっちゃうね！ヒロインちゃん健気だから幸せになって欲しいです( ^ω^ )いつまでも待ってるから爽歌ちゃんのペースでね( ^ω^ ) (2018年10月17日 21時) (レス) id: b049bce828 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - ゆり:)さん» ゆりさん、コメントありがとうございます(*ﾟ∀ﾟ*)！そうですねぇ、色々思わせぶりな男子たちですね(笑) 2章も立ち上げてみたので、是非いらして下さい(*´-`) (2018年10月17日 21時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽歌。
| 作成日時：2018年8月16日 21時
