完璧なんです。【うらさか】

３２話 ページ34

うらたぬきside





立「うへぇ〜…Aちゃん心配だったよ〜」


そう言ってAに抱きつく神無月

何抱きついてんだよこの女…！Aは俺のだっての…！

パックのジュースを思わず握りつぶしそうになる

神無月の前では俺と坂田はキャラを保ったままだ

Aは…五分五分くらいか。まだ疑ってるのな



貴「心配かけてごめんね〜これからは気をつけるよ」

浦「どんなに遅くても俺が帰りを待っててあげるから」

坂田「俺も！！」


坂田はいらん。

すると神無月はにやっと口角をあげた



六「へぇ…じゃあその日に待っててあげなかったのはなんでかなぁ？」

浦「Aがどうしても帰れっていうから」

坂田「うん。」

貴「迷惑かけたくなくて…」




あはは…と苦笑いするA。可愛い。



立「ほーん。さすが王子様だー」

浦「そう言えばA探しに行った時神無月さんにも連絡したんだけど返信来なかったからあの時何してたの？」

立「面白そうなの追いかけてたけどつまんなかったからなぁ…」




そう言い、Aにもたれかかる

小さな手を伸ばしAのほっぺを優しく撫でる

こ、このチビ…見せつけやがって…

俺が手を出せないのをいい事に…！

無意識にジュースを握り潰してしまった



坂田「…」←キャラを保つもクソもないやんと思ったがあえてツッコまなかった






立「まだ面白いのあるしいっかぁ…」

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