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長沼「あ、櫻井さん、お疲れ様です」
櫻井「あ、お疲れ
それじゃあ行こっか」
木村「これ大丈夫？」
貴女「心配なんだもん、海莉愛のこと」
櫻井「ながぬーは」
長沼「あの、海莉愛って呼んでもらえませんか？」
櫻井「うん、いいよ
海莉愛はさ、今お付き合いしてる人とかいるの？」
長沼「いませんよ〜
普段は干物みたいな生活してますし」
櫻井「なら良かった
恋人に勘違いされたら困るかなって」
長沼「恋愛とか今まであんまり経験なくて」
櫻井「へぇー、彼氏できたことは？」
長沼「大学時代に一度だけ、でも一ヶ月もたなかったですよ」
貴女「あれは本当」
木村「長沼さんならすぐ付き合えそうだけどね」
貴女「海莉愛は初恋引きずってるから」
長沼「櫻井さんは、好きなタイプとかありますか？」
櫻井「優しい子」
長沼「あぁ〜、なんか櫻井さんって感じがします」
櫻井「えぇ？何で？」
長沼「櫻井さんが優しいから」
櫻井「そんなことないよ」
貴女「うーん、櫻井さんと海莉愛、結構相性良さそうだけどなぁ」
木村「っていうか長沼さん櫻井さんのタイプのストライクゾーンらしいよ」
貴女「まじか、ワンチャンあるんじゃない？」
櫻井「今日呼んだのはお話、したくてさ」
長沼「はい」
櫻井「僕とお付き合いしませんか？」
長沼「え！？」
櫻井「実は昔長沼さんに電車の中で声かけたことあって」
長沼「覚えてます、私が知らない人に身体を触られてた時声掛けてくれましたよね」
櫻井「あの時、一目惚れしちゃって」
長沼「あの、少し考えさせてください」
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作者名：ゆい | 作成日時：2021年10月10日 9時
