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・Lie...40 ページ40

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その後、女子の視線は痛かったがそのまま昼食時間となった。



いろいろの場所へと一斉に動き出すみんな。

教室は不人気で、私とある人以外は残っていた。


何気ない目で、空を見る。


「やぁ、安藤」

「……何」






私以外に残っていた人。

それは、赤司征十郎。



「今日の朝、カッコよかったよ」

「へぇ、それはどうも」

「あぁやって、自分の意見を言えることが羨ましいね」

「あんただって言えるでしょ」

「言えない人がいるんだよ」


そう言われ、赤司に目を向ける。



…なんか、珍しい。

自分の意見を言えない人がいるのも、
こんなに赤司が苦しそうなのも。



「でも…、君、安藤は必要な存在だと僕は思うよ」

「は?」



必要な……、存在?



「そんな事を、言いに来たつもり?」


低くなる声が自分でもわかった。

少し前にも言ったはず。
私は望まれてないって。





「あぁ、必要のない存在なんてない。それを言いたかった」

「そんな嘘、言わないでくれるかな」




なら、どうして私は生まれてきたの?

真剣な目つきをする赤司とは反対に、
だんだん目つきが悪くなる私。




「嘘じゃない」

「簡単に言わないで」

「だから、本当なn((「すみません」


少し、声を張り上げた赤司にかぶせ、
2人だった教室に黒髪の女性が入ってきた。



「……どちら様ですか?」



赤司が問う。



「そんなに警戒しないで欲しいわ。校長先生には許可を取ってここにきたもの」

「……」



どこかで…、


どこかで見たことがある…?



「…貴女、安藤Aよね」

「そうですが…」



初めから呼び捨てにして何様なんだ。



「あなたに話があるのよ」

「へぇ、話とは?早くしていただけると嬉しいんですけど」



無愛想なことを言う。


すると、女性は憎しみがあるような顔をした。



「…っ、いつの間にそんな口のきき方なったのよ」


「……は?」



いつの間に…?



「どういう関係なんですか」

「貴方は静かにしてくれるかしら」

「急に誰か知らない人が入ってきて、静かに居られると思いますか」

「はぁ…、もーわかったわよ。でも、忘れさせたとは言わせないわよ」




バッチリあった目は凍るように冷たかった。


「……」


「私はね、あなたの、









.









Aの母よ」



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かのん(プロフ) - はにゃにゃさん» あわわわわわ!!感動なんて…とっても嬉しいです!はい、最近全然書けてませんが気長になってもらえるととても嬉しいです^^最後まで読んでいただきありがとうございました!! (2015年7月10日 22時) (レス) id: d7e3fe352d (このIDを非表示/違反報告)
はにゃにゃ - とっても感動しました!赤司様がカッコよすぎて…気づいたら泣いてました(本当です)これからも他の作品、頑張って下さい! (2015年7月10日 20時) (レス) id: f5f47fce80 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - マリィさん» ありがとうなのだよ!です^^/// (2015年4月3日 16時) (レス) id: d7e3fe352d (このIDを非表示/違反報告)
マリィ - 泣けるのだよ(キリッ (2015年4月3日 16時) (レス) id: 722c74a1be (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 黒蝶さん» わわわ!最後まで見ていただきありがとうございました^^そんなこと言ってもらえるなんて嬉しいです//わかりやすく伝わっていればいいな、と思います><本当にありがとうございました! (2015年4月2日 16時) (レス) id: d7e3fe352d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かのん | 作成日時:2014年11月23日 15時

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