・Lie...02 ページ2
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「同じクラスだからわかるだろう?」
実は同じクラス。
一言も喋ったことないかも。
「…まぁね」
気づけばお昼だったらしくお弁当を持っている。
「あんなにサボっていいのかい?先生も怒ってる」
「別にいい」
あんなクラスに行きたくない。
ザワザワ、コソコソとあんなところにいると気が狂いそう。
「へぇ」
赤司は、興味がないのか知らないが短い返事をした。
きっとこのままだと、バスケ部の人たちが来るだろう。
私は屋上を出ることに決めた。
「どこへ行くんだ」
「関係ないでしょ」
冷たい言葉だけど、優しくなんてできない。
簡単に信じることもできない。
バタンっと屋上を出た。
…さて、どこ行こうかな。
ドンッ
「わっ」
階段を降り、曲がり角で誰かと肩が当たってしまった。
「す、すみませんッス‼大丈夫すか?」
「…いや、大丈夫」
「なら良かったっス‼
…って、あー‼みんな待ってっス‼」
バスケ部の元へ走る人。
確か黄瀬。
…本当に心配しているの?
そんな考えが頭を過る。
「はぁ…」
わかんない。
わからないや。
色々と。
誰か信じたいという自分がいる感情を殺して。
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安藤 A
綺麗事とか噂とか嫌い
陸上部
容姿は想像にお任せしますが綺麗です。
はい、綺麗な方です。
中3
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かのん(プロフ) - はにゃにゃさん» あわわわわわ!!感動なんて…とっても嬉しいです!はい、最近全然書けてませんが気長になってもらえるととても嬉しいです^^最後まで読んでいただきありがとうございました!! (2015年7月10日 22時) (レス) id: d7e3fe352d (このIDを非表示/違反報告)
はにゃにゃ - とっても感動しました!赤司様がカッコよすぎて…気づいたら泣いてました(本当です)これからも他の作品、頑張って下さい! (2015年7月10日 20時) (レス) id: f5f47fce80 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - マリィさん» ありがとうなのだよ!です^^/// (2015年4月3日 16時) (レス) id: d7e3fe352d (このIDを非表示/違反報告)
マリィ - 泣けるのだよ(キリッ (2015年4月3日 16時) (レス) id: 722c74a1be (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 黒蝶さん» わわわ!最後まで見ていただきありがとうございました^^そんなこと言ってもらえるなんて嬉しいです//わかりやすく伝わっていればいいな、と思います><本当にありがとうございました! (2015年4月2日 16時) (レス) id: d7e3fe352d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かのん | 作成日時:2014年11月23日 15時