【 歌い手 】春の大運動会！白組！【 大型コラボ 】

見えなくなるその時まで/2 ページ7

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「 歌詞さん 」





「 なんだいAさん 」





「 今日はゴロゴロしませんか？ 」




「 いいですね そうしましょう！ 」





目が合えばお互い笑って。





そっと口を近づけて。





ぎゅっと歌詞さんの腕の中に収まる。






「 歌詞さん 」





「 なんだい？ 」







「 前が…見えないのですよ 」





「 えー 」





ふふふって笑ってもっと私を抱きしめた






「 わっ 」





「 んふふ 驚いた？ 」






「 ……かしさぁん 」





「 んー？ 」




私の髪を好き勝手遊んでる歌詞さん





「 息が、苦しい…… 」





「 えっ！！大丈夫…!? 」





パッと歌詞さんと私の体が離れる






……もうちょっとだけくっついてたかった







「 ごめんね…苦しかったよね、」




眉を下げて謝ってくる歌詞さん






いつも大人っぽい歌詞さんから謝られるとむずむずする





ええい 抱きついちゃえ






「 えっ！なんのご褒美!! 」




「 うるさい…っ！ 」






私が一方的に歌詞さんには抱きついていたのに、





歌詞さんに優しく包まれた






「 甘えたAさんですかー？ 」





「 んもぉうるさいよ… 」






もそもそと歌詞さんの胸から頭を離して顔を見れば目の前にある歌詞さんの綺麗な顔





「 んふふ〜 」






私と歌詞さんの鼻が合わさって顔を降る歌詞さん







こしょばゆいけどこんな時間を過ごすのも残り少ないんだ





そう思うと私は拒否することも出来ずただ歌詞さんを受け止めていた




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