カノとキドがいちゃいちゃするだけの話 (ページ11)

今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:2,314 hit

旅行に行きませんか？4 ページ11

そう言うとカノは俺の顎をぐいっと上げた
こ、ここここここれが噂の顎クイか！？？？？
「どう？似合ってる？」
「に、似合ってるんじゃないか？」
「そっか～ありがとう。」
ていうかほぼ言わせてるだろ。あーもう！なんか調子狂う！！！
俺が女子部屋に戻ると
「団長さーん。相変わらずラブラブですね～」
とエネが言う。
「は？なんでここにいるんだよ？！お前シンタローのスマホの中にいなくていいのか？」
「いやー。スマホの中にいない方がご主人も私も楽しめるかな～。と思って、実体化しちゃいました(*^^*)」
「そ、それもそうだな……ってそうじゃなくて！さっき見てたのかよ！」
「あ、はい見てましたよ？ていうかそんなこと言ったら私以外も女子なら全員見てましたけど？」
俺は振り返る、そこにいたのはマリーとモモとアヤ姉だった。
「んんんん？！！！！」
「いやー。皆さんだいぶ前からいましたよねぇ？でもなんか話しかけるのも悪いかなー？みたいな。」
「そ、そうか……」
「それよりキドさん！旅行っぽいことしません？」
お、話をそらそうとしてくれているのか。
「いいんじゃないか。賛成だぞ。」
「じゃあー旅行っぽいといえば恋話じゃないですか！？」
……話をそらすというよりは逆に話さなきゃいけない方向に持ってこられたな……
「ねっ？キドさんも賛成って言いましたもんね？」
さすがに言っていないなんて嘘はつけない
「あ、ああ。いいんじゃないか。」
「じゃあまずは、好きな人を言っていくのはどうですか？じゃあ一番わかりやすい団長さんからどうぞ！」
「お、俺からか！？俺は……カノだが……」
「……やっぱり」
「バレバレで悪かったな！」
次は男子組サイドです！