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大「今ちょーど作り終わったとこ!
先食べててー」
二「そしたらお先にいただきます!」
今日のメニューは目玉焼きにトーストとスープだ。
今日も美味しい。
毎回食べる料理はどれも美味しくて
無言になりながら食べてしまう。
智も洗い物が終わったようで俺の前に座り食べ始める。
俺はあっという間に食べ終わってしまった。
二「ご馳走様でした!今日も美味しかった。」
大「和也がちゃんと笑ってくれたの初めて!
よかった…!」
二「かず…なり…?」
大「あ、ごめん智って呼んでもらってるから
俺も和也って呼びたいなって
嫌だったら変える!!ごめんね!」
二「嫌とかじゃなくて…
初めて下の名前で呼ばれたから…
驚いちゃって…
なんか嬉しい…」
自然と微笑んでいたらしく
俺の顔を見て智もニッコリと笑ってくれる。
大「それならよかった!
今日は日曜日だけど明日からもここから学校通っていいよ?
こっちに来た時制服だったし鞄は指定ないから俺のリュック使いな?
筆記用具類もあるし!
あ、教科書は?」
二「教科書は全部学校だけど
こっから通ってもいいの…?」
大「勿論だよ」
あの最悪な家に帰らなくて済む。
それだけで俺は幸せだった。
二「智ありがと」
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作者名:あかにゃん | 作成日時:2019年4月16日 15時