最高の出会い (ページ13)

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あれ…大丈夫じゃ…ない…

旅館について一息入れたから早速温泉に行こうってことになったけど

俺これ大丈夫じゃないわ
智の裸初めて見たけど腹筋がいい感じに割れてて俺とは全然違う…
どーしよこのまんまじゃ俺の息子さんが…

こんな時どーすればいいんだっけ…

まずトイレか…

二「ちょ、ちょっとトイレ行ってくるね！」

大「さっき行ったばっかじゃん！しかもその格好はまずいよ！」

そうだった思い返してみれば今俺全裸だ。

二「あ、なんか収まったみたい！」

大「そーなのね？んじゃ温泉行こ～！」

遠足に行く幼稚園児のようにルンルンしながらお風呂に入っていく。

これはもう覚悟を決めて一緒に入るしかない…。

大「やっぱり温泉は気持ちいーねー」

二「そ、そーだねー」

大「なんかさっきから堅くない？」

二「さすがにまだ硬くないよ！？」

大「ん？まださすがにって？」

二「へ？あっ違くて！あのー堅くなんてない！
そーそーいつも通りだよ！」

急に堅いなんて言うから硬くなってんのバレたのかと思った…
タオルで隠れてるし平気だよ！…ね？

こんなんで俺泊まりなんて出来るのかよ…

なんとか気合いでお風呂は乗りきったけど…
部屋でもずっと2人っきり…
いやそれはいつもの事だけどいい雰囲気の旅館に浴衣でっていつもとは違うよ！！
しかも似合ってるし…

てかこれじゃあほんとに恋する乙女じゃん…！！

ほんとに俺智のこと好きなんだ…。

大「またぼーっとしてる…
最近和也よくぼーっとしてるよね…
しかも理由聞いても話そらすし！
そんなに俺に話せないような事なの？
それとも頼りなくて話せない？」

あ、すごい悲しい顔してる…
そんな顔させるつもりはなかったんだけど…
泣きそうな顔しないで…！！

二「言ったらきっと智と居られなくなる…
智に嫌われる…
だから言えないよ…」

大「俺が和也を嫌う…？
こんなに好きなのに？
嫌うわけなんてない」

二「好…き…？」

大「好きだよ？
愛してる
和也は俺のこと嫌い？」

二「嫌いじゃない…
好き…俺も智が好き…
いいの？
男だよ？
俺男同士はダメなのかと思って…
言えなかったの…
嫌われるかなって…
え、智もおんなじ気持ちだったなんて嬉しい。
ほんとに…嬉しい…」

大「また泣いてる～
泣き虫にのちゃんにはやっぱり俺がついてないとだね！！
ずっと一緒にいようね！

付き合お和也」

二「う…ん……！」

嬉しいことがありすぎて最近泣いてばっかりだよ…