Three ページ4
Leo side
今日は何故かインスピレーションが湧かない。
なんでだ〜?
久しぶりに教室に行ってみるか。
なにかインスピレーションの湧くことがあるかもしれないしな!
やっぱここ広いよなぁ、ここであってるか?
ガラガラガラッ
「うっちゅ〜☆」
ん?なんか知らない奴がいるな。しかも女?
「む、知らないやつがいる!お前誰だ?」
『えっと...』
「待って!言わなくていい!妄想するから!」
『え...?えっと...転校してきたプロデュース科の柚木Aです...?』
プロデュース科?あぁ、なんか昨日くらいにナルが言ってた気がしなくもないな。
「言うなって言ったのに!...まぁいいか!おれは月永レオ!よろしくな、A!」
『う、うん...えっと...よろしくね、月永くん』
「...」
なんでだろう、こいつに"月永くん"と呼ばれたくない。
「皇帝」と同じ呼び方だからか?
いや...なんか違うんだよなぁ...
『な、なにか...?』
「名前で呼んで!」
『へ?』
「月永くんって呼ばれるのなんか嫌だ!」
『レ、レオくん...?』
「うん、それでいい!あ〜!インスピレーションが湧いてきた!紙!紙はどこだ!?」
Aに名前で呼ばれた瞬間、さっきまでのが嘘かのようにインスピレーションが湧いてきた。
こいつ、宇宙人なのか!?
『これ、使っていいよ...?』
「...いいのか!?ありがとう!A大好きだ、愛してるよ☆」
『っ!?///』
おれが作曲しているの隣で不思議そうに見るA。
「できた!これお前にやる!」
そう言っておれは楽譜をAに差し出した。
『これ...は...?』
「おれが今作った曲!お前にやるよ!」
『す、すごい...貰っていいの!?ありがとう...!』
Aは心底嬉しそうにそう言った。
とびきりの笑顔で。明るい、笑顔で。
「いいぞ!あ、そうだ!それやる代わりに放課後、おれのユニットのプロデュースに来てくれ!」
プロデューサー、なんだろ?と笑いながら言う。
『わ、わかった!けど、私まだなにもわかんないよ?』
「別にいいぞ!おれが来てほしいだけだからな☆」
『ふふっ...♪わかったよ!』
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
Aと話すとドキドキする。
なんでだろう?後でセナにでも聞いてみるか。
┄┄┄┄┄┄┄┄
昨日から始まった期間限定スカウト...レオくん10連で来てくれました!!
嬉しすぎた〜〜〜!!!!!
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作者名:しゅうあ | 作成日時:2018年9月13日 17時