♪ .* 08. ページ9
「はい!今日はこの辺で終わりにしましょう!お疲れ様でした〜!」
今日はいつもより頑張ったな、なんて思いながら周りを見るとみんなぐったりしていた。
「お、お姉様...今日はいつもよりhardでしたね...」
「A、今日授業1時間出てないから元気なんじゃない?」
ニヤニヤしながらそう言ってくるりっちゃん。
まぁサボったって言わないで出てないって言ってくれたのはありがたいけど。
泉先輩にめちゃくちゃ怒られそうだし。
「そうなのですか!?なぜです?」
「体調が悪くて保健室に行ってたの」
「今は大丈夫なのですか?」
「うん!」
その時だった。
「ん?今日、Aとリッツで木の下n((」
「レ、レオ先輩何を言ってるんですか?」
レオ先輩に見られていたとは...
とりあえずレオ先輩の口を手で塞いだ。
「木の下でなに?」
泉先輩の笑顔が怖い。
「えっ...と...その...」
笑顔でどんどん近づいてくる泉先輩。
とりあえず後ろに下がる。
口塞いでるからレオ先輩も一緒に下がるわけだけど...
レオ先輩めちゃくちゃ怯えてるじゃん。
泉先輩怖すぎるって!!!
ドン
「いたっ」
壁に当たってしまった。
ということは...?
「もう逃げられないねぇ?で?木の下でなんだって?サボったの?」
「い、いや...その...」
「ねぇ」
声のした方を見ると不機嫌そうな顔でこっちを見てるりっちゃん。
「保健室に来たAを俺が連れ出して木の下で話してただけだから。王さまもセッちゃんもはやくAから離れてくれない?」
え、なんかりっちゃんめちゃくちゃ怒ってますけど。
「はいはい、全く...サボってないならいいけどねぇ?」
そう言って離れてくれた泉先輩。
怖かったぁ...
「A、いつまで王さま抱きしめてるつもり?」
「あ!」
りっちゃんに言われて気づいた。
「ぷはっ...いきなり口塞がれてびっくりしたぞ...」
「す、すみません...」
「大丈夫大丈夫!」
「...A、帰ろ」
そう言って私の手を引っ張っていくりっちゃん。
「えっ、ちょっ、りっちゃん!?」
「今日はま〜くん待っててくれてるの、早く行こ」
「え、そうなの?じ、じゃあまた明日!」
-2人がいなくなったあと-
「リッツめっちゃ怒ってたな!」
「あれでAちゃんは気づいてないんだから不思議よねぇ...」
「くまくん必死になっちゃって、チョ〜うざぁい...」
「な、何の話ですか?」
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1000hit越えありがとうございます!
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作者名:しゅうあ | 作成日時:2018年8月16日 22時