Story 1 - Noside ページ3
「ここも平和になったなぁ...」
軽音部室の棺桶に腰を掛け、窓の外を眺めながらそう呟く女子生徒が1人。
「Trickstarはすごいや、ほんとに。」
ガチャッ ガラガラッ
「失礼しま〜す☆」
入ってきたのは男子生徒2人。
「明星くんとわんちゃん、いらっしゃい。」
「猫かぶりヤロー、吸血鬼ヤローはまだ寝てんのかよ?」
「うん、寝てるよ。零くんになんか用事?」
「おい吸血鬼ヤロー!起きやがれ!」
ガンガンと棺桶を蹴り始める彼。
「ちょっとわんちゃん...零くん〜起きて〜」
彼女が棺桶に向かってそう言うとキィと棺桶が開いた。
「おぉ!A先輩すごーい☆」
「ふぁふ...なんじゃ...?」
出てきたのは男子生徒。
「零くんにお客さんだよ。」
「ほう...?明星くんとわんこか。どうしたんじゃ?」
わんちゃん、わんこ、と呼ばれた彼が昼休みの事を話す。
「ん?それはわんちゃんが話してあげればいいんじゃないの?」
「上手く説明できねぇんだよ!だから直接話聞いた方が早いんじゃねぇかって思って連れてきたんだよ。」
「ずっと気になってたんだよねー、教えて!先輩☆」
う〜ん、話すと長くなっちゃうんだよねと彼女が呟いた。
「明星くん、時間はあるかえ?」
「え?たっぷりあるよー☆今日は暇なんだ!」
「じゃあ話そうかの。いいかの、A?」
彼にそう問われた彼女は、ふっと笑ったのち、
「いいよ、話してあげようか。1年前の話になるんだけど...」
と、話し始めた。
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ぶーりん - ドギドキしました!更新楽しみにしてます!! (2019年7月9日 21時) (レス) id: fea34b99e4 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - うわああああ!!!ありがとうございますありがとうございます!!!更新頑張ってください...! (2019年2月22日 7時) (レス) id: ac3046f1c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅうあ | 作成日時:2019年2月21日 20時