ヒプノシスマイク短編集

32.　白膠木簓　（甘） ページ42

付き合ってます。
モブ出て来ます。
今回も似非関西弁です。
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夢主side

今日は、簓とお出かけ。

……簓に言ったら訂正されそうだけど。

ま、いいや

簓は芸能人だから伊達メガネにマスクと言う変装をしている。


ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…


簓「あ、ごめん電話や」


『出てええよ大切な事やったら大変やろ？』


簓「おおきに……あ、もしもし？白膠木です」


簓が電話しに行ったし、歌でも聞いてようかな…

ん〜どれにしよう…

適当に押したら簓の曲だった。


ﾓﾌﾞ男1「なぁ、あの女キレイじゃね？」


ﾓﾌﾞ男2「だな、声かけてみるか」


ﾓﾌﾞ男1「なぁ、そこの姉チャン！」


ﾓﾌﾞ男2「イヤホン付けてっから聞こえねぇっつの」


ホントは聞こえてるんだけどね。

ナンパとか面倒臭い。

ﾄﾝﾄﾝ

肩を叩かれる。

はぁ…


『何ですか？』


ﾓﾌﾞ男1「何してんの？ってか一緒に遊びに行かね？」


『遊びに行きませんし、見るところ私と同じ位の歳ですよね？初対面の人に敬語も無しって貴方達学校で何習ってきたんですか？』


ﾓﾌﾞ男2「あ？さっきから聞いてれば何調子乗ってんだよ！」


と手首を掴まれる。

ヤバい。

まぁ、言った後自分でも煽り過ぎたとは思った。

すると、


簓「あらあら、ウチの子がご迷惑かけたみたいですいませんね〜」


と優しく私の手首を掴んでる手を退けて私の前に立った。


ﾓﾌﾞ男1「誰だてめぇ」


簓「この子の彼氏や」


ﾓﾌﾞ男2「ってよく見たらオオサカディビジョンの白膠木簓じゃねえか」


ﾓﾌﾞ男1「ﾁｯこうなったらアレを使うか」


そう言って、何処からか違法マイクを出してきた。


簓「そんなんでこの簓さんに勝てるとでも？」


ﾓﾌﾞ男1「クソがぁぁぁあ！」


結果はまぁ簓の圧勝。


ﾓﾌﾞ男1、2「「お、覚えてろよ！」」


『わぁ、覚えてろって言う人初めて見た』


簓「…ごめんな」


『どないしたん？』


簓「……もっと早く祭花の所に、と言うか離れてなかったら、こんな目にあわなかったかもしんないのに」


『簓、助けてくれただけで嬉しかったよ。それに、私を庇って立ってくれた所、格好良かった。』


簓「でも、手首怪我したやろ？」


『こんなの何日かしたら治る！だから、元気出し？そんな顔やったら他の人も元気無くなるで？』


簓「せやな！俺が元気出さな！…ありがとう」


『いえいえ、此方こそ』

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