恋人はおネコ様？！〜神田さん好きの人集まれ！〜

３２：に゛ゃぁぁぁぁぁぁ？！！ ページ39

混乱する神田。。。

特になにを考えてやったわけではない。
神田は不意に頭に手をやった。。。

瞬間。

驚きのあまりにコムイに摑みかかった。

神)「どういうことだ！！全ッ然成功じゃねェ！！！」

コ)「ぼ。。。僕だって別に悪気があったわけじゃないんだよ(泣)」

そして神田は部屋の隅にある鏡の前まで走った。
ようやく理解した。

何と、、、神田は小さくなっていた。１０年ほど前の姿に。そっくりそのまま。。。
しかも。
猫の耳と尻尾を残したまま。。。

神)「･･･････俺は何処の萌えキャラだ･･･。」

崩れ落ちる神田。。。

あ)「ユウ。。。大丈夫。。。？」

神)「･･･。」

あ)「･･･可愛いよ？？」

神)「お前に言われたくないッ！！！！(怒)」

可愛い･･･か。
一生の恥だ。。。何たる屈辱。。

あ)「ッ････。」

Aには分かっていた。
神田の苦しみ。屈辱。思い。
Aが教団に来るまで誰とも馴れ合わなかった神田。
こんな姿になってしまって、どんなに屈辱的で、心細いことか･･･

ここでAは、たった一つの誓いを立てた。

あ)「ユウ･･･私･･･

神)「･･･。。。

あ)「ユウが戻るまで私か命を懸けてもユウを守る。ユウを決して危険な目にあわせない。」

神)「･･･A･･･？」

驚いた表情でAを見つめる。
いきなり何を。。。。

あ)「でも･･･

･･･でも？でも、何だ……

あ)「ユウ。戻ったら私を守ってね？」

神)「ッ！！！」

よく考えてみれば、Aが何か願ってくるのは初めてである。
神田はこの言葉に救われた気がした。。。

それならば返す言葉は一つ･･･

神)「･･･もちろん。」

あ)「…。。。」(微笑)

Aは無言でやさしい笑みを浮かべた。
神田もつられて気持ちが暖かくなった。。。

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