武装探偵社には、一寸辛い過去がある。

事件２日前 ページ6

芥川side

今日は、Aの誕生日だ。

今日は、Aが喜びそうなぬいぐるみを見つけた。
其れを彼女にプレゼントすると、凄く嬉しそうな顔をした。

「わぁ！！！有難う御座います！」

そういえば、ふと疑問に思った事があった。

芥川「お前は、今幾つだ？」

「えぇと…今日で15ですね。」

さらりと彼女は云った。
事務所全体の騒がしさがすん、と消えた。

国木田「は？え、おま、は？え、１５？」

先輩、きちんと日本語を話して下さい。

「あれ？云ってませんでした？」

与謝野「お前があまりにも大人っぽいからだよ」

「そうですか？」

こてん、と首を傾けた彼女は、何時もより愛らしかった。

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