得意料理〜アレン(天使スマイル) ページ8
「おいひぃです。」
本当に美味しそうに食べるよね。アレン君。
見てるこっちまで幸せな気分になっちゃうもん。
「A。その唐揚げ一つ貰ってもいいですか？」
『うん！いいよ！』
そうして私のお弁当から唐揚げを取り、口に頬張る。ほんと、和むなぁ〜。
「Aは、料理出来るんですか？」
『ん〜、ちょっとだけなら！』
「得意料理は何ですか？」
う〜ん。得意料理か……。やっぱり、定番のカレーとか？定番すぎる？ハンバーグとか？これも定番か…？
『カレーとか……かな。』
定番だけど。と言うと、アレン君は目をキラキラ輝かせて、
「今度、僕のために作って下さい！」
と、言ってきた。うん。と、言ったのは良いんだけど……どこにカレーをお弁当箱に詰めてくる奴がいるであるうか……？
『アレン君。ごめん、たぶん無理だよ。』
アレン君は、キョトンとして「どうしてですか？」と訊いてきたから理由を話したら、アレン君が、シュン…と小さくなってしまった。(……か、可愛い！)
『あ、でも、ハンバーグなら作れるからさ！ね？！』
ほんとですか？とまた、目をキラキラさせてこっちを見るアレン君。わかりやすいな〜。
『うん。』
「あ、でも、カレーは食べれないじゃないですか……。」
また、シュンと肩を落として残念がっている。
すると、何かを思いついたかのように手を一つ叩いて
「そうです！Aが僕のお嫁さんになればいいんですよ！」
ん……？！私は一人でポカンとしていて、アレン君は一人で納得していて……。でも、私の頭は以外と冷静で(こんがらがって訳わかんなくなっちゃって…)
『アレン君、今、お嫁さんっていった？』
「はい！」
ご飯をモグモグと口に詰め込んで、天使スマイルを見せてくれた。
『…………えぇぇぇえぇえぇぇ！！』
やっと私の頭が整理されて意味を理解する。
「何を今更驚いてるんですか？」
『い、今更って…だって、私達付き合ってもないよ？！』
「僕は前からAの事が好きだって言ってましたよ。だから、今日もご飯に誘ったんです。」
『え？！』
そ、そんなの気づかなかった……。あの好きは、てっきり友達としての好きかと…。(だって、あまりに自然に言うんだもん。)
「ほんと、鈍感ですね。ま、そんなところも可愛いんですけど。」
天使スマイル炸裂。そして、言葉も言葉だから、見る見る(見えないけど。)自分の顔が赤くなっていく。きっと凄い顔しちゃってるよ。
(積極的さ！)
(凄いわね。アレン君。)
4月2日〜リナリー(友情最強)→←ポッキーゲーム(照れ隠しよ。)
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ozだぁ〜 - もう、みんなかっこいいです！特に神田ユウ様っ！！また読み返します！ (2021年4月29日 13時) (
レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ホント久しぶりーー！！またよろしくねー(*´∀｀) (2017年3月6日 22時) (レス) id: 01d6e1d1a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 桐宮さん» 初めまして！遊びに来て頂けてとても嬉しく思います！！面白いって言ってくれるなんて！！涙が出てきた！笑 これから再開しようと思うのでよろしくです！！ (2016年12月28日 20時) (レス) id: d2295ce07c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 鈴音さん» ひさしぶりー！！！！ずっと更新してなくてごめんー！！また再開しようと思うのでよろしくです！！ (2016年12月28日 20時) (レス) id: d2295ce07c (このIDを非表示/違反報告)
桐宮 - 初めまして☆ 続きあるんですね？あ、脅しじゃないですよ。これ面白いから、続き読みたいなー。なーんて思ったわけですよっ☆ 頑張って下さい! (2016年12月1日 2時) (レス) id: a7d473c89c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちろ | 作成日時：2015年3月18日 17時
