ここは・・・? ページ13
A「んん・・・。んえ・・・?」
気がつくと私はどこの家かも分からない一室の
ベッドに寝かされていた。
A「そっか私倒れたんだ・・・。」
頭の痛みを我慢しながら、ゴソゴソと
ベッドから起き上がりドアを開けると・・・。
そこにはアイクが立っていた。
A・アイク「あ。」
逃げなきゃいけないのにドアの前を塞がれて
いて逃げられない。仕方がないから窓を開けて
降りようとしたら、アイクに引きずり落とされた。
アイク「阿呆か。ここ何階だと思ってるんだ。」
そう言われ、恐る恐る窓を覗くと・・・。
かなり高い。最低3階はあるだろう。
アイク「あんた何者だ。何処から来た。」
A「名前はA。もう帰れない方法を
使ってこの世界とは違う別の世界から来たの。」
アイク「なるほどな。それならその変わった
服の説明もつくな。で、これからどうするんだ。」
アイクにそう言われて正直戸惑った。帰るところ
はないけど、ここに住みたいとはいいにくいし。
そうなやんでいると、影からひょこっとマルスと
ロイが出てきて。
マルス「帰るところがないなら、うちで暮らせばいいんじゃない?」
ロイ「そうだよ!仲間が増えたら僕らも楽しい
しさ!Aちゃんさえよければだけど・・・。」
私はとても嬉しかった。でも不安でもあった。
A「いいの・・・?私なんかがみんなと・・・。」
アイク「別にいいと思うがな。逃げたことは
目を瞑ってやるから。」
A「一応忘れてないんだ。 ・・・じゃあ、
お願いします・・・。」
マルス「OK。じゃあ僕とロイでマスターと
クレイジーに伝えてくるから!」
ロイ「待ってくださいなんで僕も・・・!」
マルス「いいからいいから!じゃあAちゃん、
ごゆっくり。施設の中はアイクに案内して
もらってね。」
そう言うとマルスはキラっと王子様スマイルを
浮かべて、不服そうな顔をしたロイと
去ってしまった。
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- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
草
ラッキーキャラ
ベヨネッタ
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作者名:花霞 | 作成日時:2018年12月10日 17時