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そんなこんなで私はミネルバの案内で
城内を回っていた。
廊下を曲がってとき、
私は誰かとぶつかって転んだ。


『いった〜(泣)』


もう最悪〜(泣)
てか、いきなり出てくんなよ!
…ん?なんか、ニンニク臭い…?


?「す、すすすみません!!
  だ、大丈夫、ですか?」

『あ、はい。大丈夫です。?!』


私は顔をあげて絶句した。

…え?
なんでクィリナスいるの?
森じゃないの?
それより、ぶつかった人が推しとか
少女漫画じゃん!運命じゃん♡


ク「えっと、お、お久しぶり、です。
  マ、マクゴナガル、教授
  あの、そ、そちらの、お嬢さんは…?」

マ「えぇ、久しぶりですね。
  この子はAです。
  訳あってマグルの世界で暮らすことになった
  ので、数ヶ月ですがこの子と一緒に過ごせる
  教員をさがしているのですよ。」

『初めまして。Aです!』

マ「A、彼はクィリナス・クィレルです。
  来年から、闇の魔術に対する防衛術を
  教える方ですよ。」

『そうなんですね。
 …あの、クィレル先生。
 来年から授業をなさるのであれば、今年は
 お時間がおありでしょうか…?」

ク「え、えぇ。
  あ、あると、思いますが…。
  なぜ、です?」

マ「!!
 A、良い事をおもいつきましたよ。
  クィリナスも一緒にマグルの世界に
  来れば良いのです!」

ク「い、いえ、わ、私は…そ、その」

マ「正式な仕事は来年からです。
  それまでは大丈夫でしょう。
  どうです?A?」

『クィレル先生がご迷惑でなければ
 お願いしたいですが、ご迷惑であれば
 他の方を探します…。』


私は少しシュンとしてみた。


ク「い、いえ、迷惑じゃ、ないです、よ
  ほ、ホグワーツでの、仕事は、
  来年から、ですし、」

『ありがとうございます!』
 

私がとびっきりの笑顔でそう言うと、
映画のような引きつった笑顔ではなく、
とても優しく微笑み返してくれた。

え、クィリナス全然良い人なんじゃない?
いや、元々良い人だとは思うけど、
もしかしたら、いけるかも…?

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作者名:黒ウサギ | 作成日時:2022年2月20日 3時

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