呪霊祓いに来ただけなのに、疑われるとか聞いてない

帰ってきちゃったよ、米花町 ページ35

[えー米花町ー米花町ー]

やべっおりなきゃ

急いで席を立ち、電車から降りる




帰ってきちゃいました、米花町〜〜

ああああ…気が重いよおお


大丈夫、あの魔の地帯にさえ近づかなきゃあの子達には会わないよ…！！(フラグ









あ、実は15分後、この依頼主……公安の人との会議がある

やだなー…呪霊も見えないくせにえらそーにふんぞり返ってる人に指図されるの



なんで呪霊が見えないのに、依頼がきたかって言うと、元呪術師の人がここを歩いていたときに、特級呪霊を見たらしい。そんでその人が公安の人だったらしく、上司に説明したところ、高専に依頼がきた、と言うわけだ

てかその上司、よく信じたね……と言いたいところだが、全く信じてないらしいので公安の人に呪いの話をしなければならない

信じてもらえなければ、菊雪の所持を許可してもらえないからね


作戦は一応考えてはある



あとはその人がどうとるか……





作戦を考えながら歩いていると、待ち合わせ場所の広場に着いた

誰かに私が公安の人と会っているのを見られるとまずいので、変装している

カラコンは嫌いなので目はそのまんまだが、髪は茶髪にし、ポニーテールにした。
服装はスーツ。背中には菊雪を背負っており、サングラスをつけているので、ある意味やばい人だが

どーの人かな、、、


一通り探すが、面倒くさいので呪眼でみることにした



お、これかな？




風見裕也さんか……




　


『こんにちは、高専の神来社Aです。』

風「！？ど、どうも。風見裕也と申します。ここではなんですので、行きましょう」

そのまま車に乗せられ、着いたのは警察庁


おお…おっきぃ…


風「こちらです」


通されたのは広めの応接室だった

風「上司はもうすぐ来ますので、もうすこしお待ちください」

『はい。あ、なんでさっき風見さんが公安の人だって分かったのか、教えましょうか？』

風「！！？なんでそれを………」

『ふふっ、だってそんなに怪しむような目つきでみられたら誰だってそう思いますよ』

風「そ、そうですか……」

よく考えたら私って人に怪しまれる行動をしがちなのかな……

あの小学生に何を疑われてんのかは知らないけど……

『じゃあ、説明しますね……』ｶﾞﾁｬ


ドアが開いた

誰やねん、私の話を遮ったの←



？？「すみません、待たせてしまって……」


『へっ？？』






ドアから入って来たのは…………

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