【3z】君が俺のそばにいてくれればそれでいい。【沖田総悟】

第９話【ファミレス】 ページ10

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家に近いファミレスまで来た。


「ん〜･･･なんにしよっ」

「あ、お前の好きなオムライスもあるぜ」

「え？ほんと？」


Aはメニュー表をぺらぺらめくりながらオムライスを探している。


「あ、あったオムライス･･･高いな･･･」

「そんなこと言わずにそれ頼みなせェ」

「待て。もしや総悟。アンタ私で遊んでる？」

「あり？分かりやしたかィ？」

「その手には絶対にのらないから！」

「すいやせ〜ん、オムライスとハンバーグ定食を一つずつ」

「ちょっと！」


Aがうだうだ言っている内、時既に遅し。
俺が頼んだ。
それに俺の頼んだハンバーグ定食はなかなかの値段。


「総悟のばか･･･総悟のばか･･･」


言いながら机に伏せるA。
なかなか面白い光景でィ


「なんでィ、俺はお前がオムライスが好きなのを把握して代わりに店員に頼んでやったって言うのに
そこは感謝するところだろ」

「ばかばかばか･･･」


ただ、こんな時間でも、

こんな会話でも･･･

周りからしたら

俺達は恋人同士に見えちゃったりするんですかねィ･･･？






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