【3z】君が俺のそばにいてくれればそれでいい。【沖田総悟】

第７話【恋話】 ページ8

「･･･で、何ですかィ？話ってのは」



さっきAにおいてかれた俺は今、チャイナと教室に二人きりだ。



「話ってのは他でもない、Aのことネ！」


沈黙。


「はぁ？
なんで今アイツの話しなきゃならねぇんでィ」

「ﾌﾞｯ(笑)一瞬止まったクセに、よく言うネ！」

「ハァァァアアアア！？
それは」「で、本題あるヨ」

「俺の話を聞け。」

「お前、Aのことが好きだろ」


俺はそれを聞いた瞬間、首筋から頭のてっぺんまで熱くのなるのを感じた。


「なんでそうなるんでィ･･･」

「バレバレネ」


あぁ。こうなったらもうダメだな。


「はぁ･･･。よくわかりやしたねィ。
おらァ、Aのことが、好きでさァ･･･
で、よく分かりやしたねィ？」

「当たり前ネ、お前、いっつもAの話してたから」

「ふーん･･･」


俺は不意にべらべらしゃべってたんですねィ･･･


「で、それだけですかィ？おらァ、もう」

「それだけじゃないネ！」

「はぁ？」

「Aはお前のことをどう思ってるか知らないけど私が応援してやるネ！」

「それ、マジですかィ･･･？」


正直期待していないが、一応女だし色々世話になるかもしれない。


「…んじゃ、よろしくお願いしまさァ」

「おうともうよ！」







＿何故チャイナが俺に手を貸すか理由はその時は聞かなかった。

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