【3z】君が俺のそばにいてくれればそれでいい。【沖田総悟】

第５話【禁句】 ページ6

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「･･･っつーことで、明日はテストだからかなぁ、ちゃんと勉強してくるよーに」

「「えーー」」

「はぁ･･･」

やっぱり、学校恒例のテストかィ･･･





「･･･」


俺の目の前にいるコイツ(A)は呑気に読書なんかをしている。

･･･別に、俺が寂しいからとかじゃなくて普通に暇だったから
俺は声をかけることにした。


「おい、A。
何呑気に読書なんかしてんでィ。明日テストなんだぜィ？
ちゃんと前見ねーとテスト大変なことになるぜ」


っつー俺もほぼ話し聞いてないんだけど。


「だって･･･前を見たら銀八いんじゃん。」

「それがどうしたんですかィ？」

「私、銀八のこと、嫌いなんだよね」


眉間に皺を寄せて、こちらにまで睨みを効かしてくるA。


「なんでですかィ？」


＿＿＿ドン！


「!?」


Aが急に机を叩いて立ち上がった。

･･･なんか聞いちゃいけないこと聞いちゃいましたかねィ･･･


「銀･･･が･･････」

「きっ聞こえやせん･･･」


そう言うと俺をキッと睨んでから銀八に指さし、






・






・






・






「銀八が！私の胸を指さして、“小さい”って言ったの！」







あー･･･







「確かに。」


「死ね。」


また座って本を読み出すA。
全く持って哀れでィ。

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