【3z】君が俺のそばにいてくれればそれでいい。【沖田総悟】

第19話【スクランブル状態】＿総悟side ページ20

＿総悟side






あー。ひま。



さっき自力で電話できたものはいいが、

なんせ担任が銀八だから簡単に済むことではなく･･･。



１分くらいで終わるような会話を銀八はボケを突っ込んできて10分くらいかかった。


このままでは埒があかないと無理矢理きってやったが。



そんで、今は丁度昼。



俺は体力的にも精神的にも体を動かすことができず、飯なんざ作ったり買いにいったりしていなかった。



ぐるぐると頭の中がスクランブルされていくような感覚が気持ち悪くてずっと俺はベッドのなかにいた。(ま、病人だから当たり前なんだろうが。)






俺はふと、ひとつの疑問がわいた。





(つーか俺、なんで風邪ひいたんでィ？)



よくわかんね〜けど、どっかでひろってきたんだろーなぁ。

とか、

頭んなかスクランブルの状態で色々考えていった。
そんで、
俺の考えはどんどんへんな方向へネジ曲がっていった。

たとえば、

(あ、わかった。神様が俺に風邪という試練を与えたんだな！)

とか。


意味のわからないことを考えていたら、俺は意識を失った。





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