**曖迷バルーン

balloon８３ ページ44

エ「今朝の竜持くん、
また生存競争に負けとったよな！ww」

貴「ね！！竜持くんて結構弱々しい…？」

エ「それゆっちゃアカンやろ〜www
竜持くん聞いてたら、きっとAちゃん
大変な目にあうで！！wwww」

貴「まだ生きてたいwww
心に秘めておこうwww」

エ「ブフッww秘めておこうwww」

なーーーーーんか盛り上がっちゃってまあああす！！！
エリカちゃんと話すのめっちゃ楽しい！！
この空気を壊してはいけないだろう？？
なのであたしはあの話に一切触れない←

エ「はーAちゃんおもろいわぁ…
…楽しい雰囲気を壊すようで悪いんやけどな、」

…ん？？

エ「ウチ、ぶっちゃけ女の子の中
では上のほうだと思ってたんや」

…え？？
これってもしかして…？

エ「毎日頑張ったし、、けど
Aちゃんもプレデター入って…
玲華ちゃんも最近変わってきて…」

…青砥くんの話だよね！？！？
…こ、の、タイミングできちゃうのか…

エ「自分に自信なくすん…」

エリカちゃんがすごく悲しい顔をしている。
エリカちゃんだって、青砥くんのこと好きなのに
きっとあたしより先に好きだったのに
青砥くんのこと一番思い続けてたのは
エリカちゃんだ。
あたしは、エリカちゃんにちゃんと
伝えないといけないのに、逃げてばっかりいた

貴「エリカちゃん…あの、」

エ「好きなのにな、」

エリカちゃんの一言で、あたしの
勇気はなくなってしまう。
もしここで、エリカちゃんに
自分の気持を伝えたら？

友達同士でいられるの？

まだ声はでない

エ「好きなのに、うまくいかへん。
どうしてだろ、好きなだけじゃダメなん？
なんもかも嫌になる、
嫌いになってしまいそう」

…そんなこと…

貴「そんなこと、言わないでエリカちゃん…！」

好きなのにうまくいかないのは
なんでだろうね
好きなだけじゃダメなのは
なんでだろうね

苦しいけど、嫌になってしまいそうだけど、
青砥くんのこと嫌いになってしまうなんて
言わないで、だってあたしたちが
好きなった男の子だよ

貴「そんなこと言わないでぇ…」

気づいた涙を流しながら
エリカちゃんに訴えていた。

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