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canary.9 by歩 ページ9

「やあ。団長、どーだった?」
そうっと呟く。
心地いい風が少し髪を揺らした。
「どーもこーもねえよ。」
風がその声を運ぶ。
うん。気持ちいい。
歩は笑う。
「嫌ならとっとと出てしまえば?」
「は?」
「あはは。うんうん。わかるよ。」
「本当かよ。」
「いいや?実は全然。」
「ふざけるな。『癒す』お前もいずれ…」
「ストップ。薊さんに言っといて。孫が元気だって事。」
「はあ……」
歩はフードを被る。
ニコニコしながら彼は言う。
「あのね、クロハ。悪い事したら、返ってくる。」
子供に言い聞かせるように、
言い含めるように、
そんな事を言う。
風が強く吹いてくる。
せっかくかぶったフードが脱げる。
嗚呼、あの子みたい。
そう思った。
「ぼく、君に助言している。」
「……」
歩はクロハに近づく。
「……主には言っておく。」
「お、ありがと。」
「……『癒す』お前をまず先に……」
「しー。そんな事言っちゃダメだよ?」
歩は笑う。
「うん。君がしたいなら、そうすればいい。」
でも、
「ぼくも……僕らは君を許さない。」
「ククク……そうか……」
「君が手に持っているそれ、離してくれない?」
「嫌だね。」
しゅううう。
コノハから黒い影が消える。
「うん……」
コノハが起き上がる。
「大丈夫ですか?」
歩はその手を握って立ち上がらせる。
「あ、ありがと。」
歩はいえいえ、と言いつつ考える。
いったん、元に戻ったか……
でも、また……
歩は頭を振る。
「ヒビヤ!ヒビヤは?!」
「いきましょうか!コノハさん!」
考えたくない。
考えたくない。
考えたくない………!!!!!
でも。
「嫌だなあ…はは……」
コノハが先に行った。
団長も戻っているだろう。
行かないと。
「大丈夫、大丈夫、」



言い聞かせるように呟く。
そうじゃないと……









「救うって、決めた。」









皆、死んでしまう。
………そんなように思うから。


ーーーーーーーーー

すみません!
台本式慣れて無くて……!
駄文!
すみません……………

意味不ですね……
rion.

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設定タグ:カナリア団 , 合作小説 , カゲプロ   
作品ジャンル:恋愛
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Kuro@修りん - 杏梨さん» 大丈夫だよ!^^ (2014年5月13日 20時) (レス) id: 4668e89869 (このIDを非表示/違反報告)
Kuro@修りん - 続編、できたよ!! (2014年5月13日 20時) (レス) id: 4668e89869 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨 - 彩友「急かしてごめん(>_<)」 (2014年5月13日 20時) (レス) id: 67e510c13e (このIDを非表示/違反報告)
Kuro@修りん - 杏梨さん» もうちょっとで出来る!! (2014年5月13日 20時) (レス) id: 4668e89869 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨 - Kuro@修りんさん» 彩友「団長さん!続編まだ?楽しみで仕方ないよ(>_<)」 (2014年5月13日 20時) (レス) id: 67e510c13e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kano†慎りん x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年5月5日 11時

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