【呪術廻戦】黙ってろモブ５-心身一如-【男主】

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きっかけは馬鹿馬鹿しいほどに小学生らしい、くだらない日常



「ねー、ちゃんと風呂入ってる？」

『…？？？』

「ねー、ちゃんと風呂入ってる？」





この学年くらいになると決まって流行り出すもの

だけどAは質問の意図が掴めずにいた。

話が噛み合わなかったり、話の筋道がわからないことも結構ある。Aはそう言う時はあまり考えないというのをこの数年で学んだ







『入ってるけど』

「えぇ、姉ちゃんと風呂入ってるの！？だっせぇ」

『…？？？』






ぐるぐると頭を回し数秒後、あぁ言葉で掛けてるのか…と問題の引っ掛け部分を理解をする







『僕にはお姉ちゃんはいない。でもたまに悟と入ってる』

「あの巨人と！」






小学一年生の時の参観日の頃からずっと巨人と渾名をつけられてしまった悟。

クラスメイトはAに「俺もう一人で入ってる」と胸を張って自慢をする

それを言われるまで誰かと一緒に入ることが普通だと思っていたけれど、どうやら一人で入ることの方が普通らしいと言うことを把握した

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