俺が、君を守ってあげる【黄瀬涼太】

守ってあげる30 ページ32

あたしが連れて来られたのは

人がほとんどこないトイレ

あたしは四人の男に囲まれている

男1「君、かわいーねぇ」

貴「そりゃあどーも
てゆーか、もう帰らせてください」

きっと、みんなに心配かけてしまっている

男2「それは、できねーな」

そう言い、1人の男があたしの太ももを触ってきた

ゾワゾワ

涼太以外の男に触られるのは嫌だ！

貴「さわんないでください！」

あたしは触った男を蹴り飛ばした

男1「おーおー、強気だねぇ」

貴「はやく帰さないと、大声で叫びますよ？」

男1「そんなこと言われてもー、こんなかわいーこ何もしないで返すわけないでしょ？」

男があたしの顎をつかんできた

貴「やめて！はなし・・・ん！？」

あたしがいい終わる前に

男があたしの唇に男の唇を重ねてきた

そして、話している途中で口を開いていたあたしの口に

男の舌が入ってきた

貴「ん・・・ふっ
や・・・めて・・・」

あたしが男を押そうとしたら

違う男があたしの腕をがっちり掴んできて

抵抗できなくなってきた

男1「ちゃんと舌からませて？」

ちゅっ、ちゅく

いやだ、気持ち悪い！

そして、男があたしの胸に手を置いてきた

ビクッ！

貴「んー！ん〜〜」

全く抵抗ができない

ピリリリリー

ふと、あたしのポケットに入っていたケータイが鳴った

貴「ぷはっ」

あたしにキスをしていた男が唇を離し

あたしのポッケからケータイを出した

男1「赤髪？もしかして君の彼氏ー？」

貴「違います！」

そうだ、さっきキセキのみんなともけーばんとメアド交換したんだ

男1「ふ〜ん…
てか、君のケータイ男の名前ばっかだね。
あっ、もしかして1人だけ名前で登録されてるこの[涼太]って男が彼氏？」

貴「あなたたちには関係ないでしょ！」

男1「ふーん、まぁ、どっちみち、もう彼氏のところには帰れなくしてあげるよ」

そして男はまたあたしにキスをしてこようとした

あたしのことを嫌いになった涼太が

来てくれないってことくらい分かってるけど

でも・・・

貴「・・・ッ
助けてよ！涼太！！！！！」

すると

男「ぐわっ！」

男四人が一斉に吹っ飛んだ

あたしはトイレの入り口をみた

そこには・・・

黄「誰が、かなに手ぇ出していいって言ったんすか！！！！」

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