俺が、君を守ってあげる【黄瀬涼太】

守ってあげる1 ページ3

あたしは今

教室の前にいます

きっとこのドアをあければ

いつものあれが始まるんだ

でも逃げたら負けだ

ガラッ

バシャッ！

女1「あれぇ？ごめんねぇ？手が滑っちゃってぇww」

クスクス クスクス

貴「はぁ、バケツの水引っ掛けるとかどこのガキですか？」

パンッ！

貴「・・ｯ」

女1「調子乗ってんじゃないわよ！」

女2「この状況分かってんの？
今のあんたに味方なんていないのよ？」

そんなの知ってる

けど、あたしは自分が悪いとは思っていないし

こんなくだらないことする奴らに頭を下げるきなんてさらさらないし

だからあたしはとにかくこのいいじめに耐えるだけ

女1「なんか言いなさいよ！」

ドカッ

貴「うっ！」

1人の女子の蹴りがお腹にヒットした

女3「つらいんなら謝んなさいよww」

いやだ、こんな奴らにだけは…

ヤバイささっきの蹴りで意識が

ガラッ！

？「ちょっ！何してんすか！？
大人数で1人をいじめるなんて最低ッスよ！」

遠のいていく意識の中

うっすら見えたのは

黄色い髪の毛の男の子…

あたしはそのまま意識を手放した

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