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守ってあげる10 ページ12

黄瀬SIDE

俺はかなっちの言葉を遮り

教室のドアを開けた

その瞬間

クラスのみんなの視線がいっせいにこっちに向く

俺はそれを気にせず席に向かおうとした

が、

カタカタカタカタ

俺の腕に振動がきた

かなっちの方を見ると

女子たちのほうを見て震えていた

俺も女子の方に目をやると

すごい顔でかなっちを睨んでた

「かなっち、そんな怖がらなくても大丈夫ッスよ。
俺が、ついてるッスから(にこっ」

俺はかなっちにそう言うと

女子たちを睨んだ

「さっきかなっちから、今までのことを全部聞いたッス!
かなっちのどこが悪いっていうんスか?」

すると女子たちは

女1「その子、言うことが生意気なのよ!
今回だって、その子の意志であたしたちを否定したのよ!」

女2「そうよ!それに、黄瀬くんがその子の味方につくなんて、黄瀬くん、その子になにか騙されてるのよ!!」

ギャーギャーうるさい女子たち

それに、何よりかなっちのことを悪く言ったことに怒りが沸き上がってきた

黄「俺は騙されてなんかいない!それに、かなっちは裏があるあんたらと違って、すごく綺麗な心の持ち主なんスよ!!」

キーンコーンカーンコーン

俺がそれを言った瞬間

次の授業の始まりを知らせるチャイムが鳴った

かなっちは俺を見上げまた泣いている

「ほ〜ら、もう泣かないの。
目、赤く腫れちゃうッスよww」

貴「ぅ、うるさい…グスッ

クスッ

俺はちょっと笑うと

かなっちを席に連れて行って

座らせた

貴「ありがとう。」

黄「どういたしまして!(ニカッ」

俺も席につくと

ガラッ

先「おーい、お前ら席につけー」

先生が入ってきた

女子たちは

相変わらず納得のいかないような顔で

かなっちを睨んでいる

そして、睨まれているかなっちはというと

ズビー!ズビー!

鼻水をかんでいた

黄「ブッwww」

かわいい

貴「ちょっと、見ないでよ!///」

黄「いやッス!w」

貴「もー!」

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ななちん(プロフ) - さくさくころっけさん» 本当ですか!?ありがとうございます!!すっごく嬉しいです(o^^o) (2014年5月12日 22時) (レス) id: 01916a108a (このIDを非表示/違反報告)
さくさくころっけ(プロフ) - この小説とても面白いです! (2014年5月12日 21時) (レス) id: 97ea78ee3e (このIDを非表示/違反報告)
ななちん(プロフ) - もちもちぴよさん» そうなんですか!wすみません、あんま黒子っちをだせなくて…w (2014年5月10日 9時) (レス) id: 01916a108a (このIDを非表示/違反報告)
もちもちぴよ(プロフ) - ななちんさん≫はい!大好きです! (2014年5月10日 0時) (レス) id: 5614a3f2bf (このIDを非表示/違反報告)
ななちん(プロフ) - もちもちぴよさん» コメありがとです!黒子っちのこと好きなんですか?ww (2014年5月6日 20時) (レス) id: 01916a108a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななちん | 作成日時:2014年2月23日 18時

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