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〈 藤 side 〉
Aが戻ってきた。
それは、俺の元に戻ってきたんだって思ったのに…違った。
藤「…なぁ、本当はさ聞きたいことがあったんだよね」
そう、今日、ここへ来た理由−。
藤「Aと、スケちゃんって…一体なにがあるの?」
Aとスケちゃんを見かけた昨日、ずっと考えていたけど。
もちろん答えは出ない。
そして、今日…二人を見て、なにかがあるんだって…
俺の知らないなにかが…。
ア「私もよく分からないんだよね」
あ「二人には俺たちの結婚式や二次会の幹事をお願いしてるんだけど」
藤「うん」
ア「みんなこんな感じで仲良くなったんだよ〜。なんてAは言ってたけど」
あ「微妙なんだよね。いや、Aちゃんは太輔のことを今も」
藤「それはないでしょ」
ア「そんなことないよっ、さっきだって!」
藤「…なんか、分かんないね。A、もう俺とは」
あ「…。」
ア「ガーヤ、絶対二次会には来てね?!」
藤「え?」
あ「今?その話…」
俺も思った。
藤「ふっ、なに?どうしたの?」
ア「ガーヤとAには、今は時間が必要なんだよ。だから、二次会まであと少しは時間があるんだから…絶対来てね。それまでお互い、ゆっくり考える時間が…ね」
あ「そっか」
藤「…A、スケちゃんのこと好きになったりしないかなーーーーーっ!!!」
これが俺の本音なのかもしれない。
ア「あっは!バカじゃないの?そんなこと気にしてんの?(笑)」
あ「アンナちゃん、太輔は〜実は弱気なんだって♪」
藤「おい」
ア「まあ、スケは爽やかだし?」
あ「なにも問題もないし?」
ア「こそこそ隠れる心配もないし?」
藤「ちょっ」
あ「まあ〜Aちゃんも好きにならない可能性が0ってことはないよね」
ア「うんうん、しかも今なんてっ。ちょ〜〜〜っど!傷心モードだしね。スケちゃんがAに優しくしちゃったらコロ〜って行っちゃうかも(笑)」
…コロ〜っと。
藤「おいっ!!お前らっ」
「「あっはっはっはっは」」
藤「はぁ…コロっとか」
ア「まあ、大丈夫だよ。Aはガーヤが好きだよ」
藤「え?」
あ「うん。時間が解決してくれることもあるよ」
時間が解決してくれること…か。
藤「俺が変わんなかったら、Aも戻ってきてくれるかな?」
ア「うん…っ。そうだね」
あ「ま、スケちゃん次第だけど(笑)」
…おいっ!!!
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*ミン*(プロフ) - りんさん» りんさあああああああああああああん!!!!ww (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 藤北 麗耶さん» やっと気持ちを伝えることが出来ました〜(*^_^*)とうとう長かったですが、完結しました。よかったら最後までよろしくお願いします♪ (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - *ミン*さん» ミンさあああああああんwww (2015年11月15日 21時) (レス) id: f479e14964 (このIDを非表示/違反報告)
藤北 麗耶(プロフ) - たいぴーの率直な言葉にドキドキです!!愛してるなんてもう…(o´艸`) 勝手に想像してにやけてました笑 続きも楽しみにしてます(o´罒`o) (2015年11月15日 13時) (レス) id: ad8e537ceb (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - ようちんさん» スケちゃん、もっとグイグイしたかったものの笑あと少しでエンドを迎えられそうです(*^▽^*)やっとのやっと、素直になる…予定です!笑 (2015年11月15日 9時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2015年11月10日 0時