今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:31,873 hit
小|中|大
sib7 ページ7
・
「遅れてごめん!」
一也の部屋に入るや否やそう言った。
「遅ぇぞ、オラ!」
「Aセンパイ、遅いッスよ!」
純と沢村うるさ…。
空いているところに座ると、隣にいた亮介は
「本当遅い。いつまで待たせんの」
あたしにビシッと頭にチョップをする。
「痛い…」
じわじわと痛みが増す。痛すぎるよ。
仕方ないじゃん、あの後ボール1箱いっぱいに追加されたんだから。
貴子の鬼ー!
「では、皆さん揃ったのでやりやしょう!」
「なんでお前が仕切んだよ」
倉持がげしっと沢村を蹴る。
「…やるって、何を?」
亮介に尋ねると、当たり前だろ、と言わんばかりの顔で答えた。
「そんなの決まってんじゃん、王様ゲームでしょ」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
102人がお気に入り
102人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カナデ | 作成日時:2016年8月23日 18時