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sib17 ページ17
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その日の夜。
「眠れない…」
今日の放課後のこともあり、全然眠れない。
どうしてもあたしと一也の関係を考えてしまう。
…本当に姉弟じゃないのかな。
喉渇いたし、何か飲むもの買ってこよ…。
眼鏡を掛けて部屋を出た。
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「うーん…」
自動販売機の前に来たけど、どれにしようかな…。
ジュース? でも太るし…だからってお茶もなぁ…。
「…御幸さん?」
ぴくりと肩が上がる。
恐る恐る振り向くと…
「た、高島先生…」
「いつまで起きてるの。もうとっくに消灯の時間は過ぎているわよ」
「…すみません」
…あれ。これってチャンス?
今なら誰にもバレずにあのことが聞けるんじゃ…!
「あの、高島先生」
「なに?」
「え、えっと…あたしと一也の本当の関係を教えてください!」
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作者名:カナデ | 作成日時:2016年8月23日 18時