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「今日は朝練に参加しなくてすみませんでした!」




学校に着き、すぐに片岡監督に謝りに行った。




「なぜ練習に参加しなかった」




いつもと変わらない低い声で問われて、少し冷や汗をかく。




「寝過ごしました…」


「昨日も遅くまで起きていただろ」




なぜお分かりで…?




「何をしていた」


「部員達のデータを…書いていました…」


「データを作ってくれるのはありがたいが、それで練習に参加できないのは困る」


「すみません…」


「グラウンド3周しておけ」


「はい…」




「すみませんでした」と言いながら頭を下げ、その場をあとにする。




教室に戻ると、亮介と純がこちらにやって来た。




「珍しく朝練来てなかったじゃん。まさかサボり?」




亮介は満面の笑みだ。




怖いんですけど…。




「うっ」


「へぇ…サボりなんていい度胸じゃん」




じりじりと迫ってくる亮介にさらに恐怖を覚えた。



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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 小湊亮介   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:カナデ | 作成日時:2016年8月23日 18時

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