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小|中|大|首から下げたヘッドホン。
微かに聞こえてくる音楽を、ぼーっとしながら聴いている。
視界にちらつくのは、君が頭の上に結わえた大きめのお団子。
膝に古めかしい本を開いた君が、胸元のざっくり開いたカットソーを着ているのをもう何度盗み見たことか。
分厚い本に夢中な君は、そんなことにも気づかない。
一緒に選んだ、淡いレモン色のソファの上。
お互い別々のことをやる僕らの、
微妙に開いた隙間を繋ぐのは
知らずのうちに重ね合っていた片手だけ。
……それだけで十分だった。
こんな関係が、こんな心地いい世界が
いつまでも続くと思ってた。
main:T
大好きな曲を元にして書かせていただいています!執筆状態:連載中
微かに聞こえてくる音楽を、ぼーっとしながら聴いている。
視界にちらつくのは、君が頭の上に結わえた大きめのお団子。
膝に古めかしい本を開いた君が、胸元のざっくり開いたカットソーを着ているのをもう何度盗み見たことか。
分厚い本に夢中な君は、そんなことにも気づかない。
一緒に選んだ、淡いレモン色のソファの上。
お互い別々のことをやる僕らの、
微妙に開いた隙間を繋ぐのは
知らずのうちに重ね合っていた片手だけ。
……それだけで十分だった。
こんな関係が、こんな心地いい世界が
いつまでも続くと思ってた。
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作者名:ライカ。 | 作成日時:2020年6月12日 1時