【d！】○○デレ短編集！【合作】

kn×ダルデレ（かな） ページ27

私よりも本が好きかそうか。

無機物にさえも嫉妬してしまう私は正直おかしいと思うし私が病んでしまっていると思う。

でもさぁ...少しくらい構ってくれても良くない？

本を読み終わった今がチャンスだと思い寝そべっているしっまに近づく。

そしてダメ元で今日13回目の構ってを口に出す。


『しっま〜。構って〜』

kn「後でな。今ちょっと動きたない」


本を読む時はいつも楽しそうな癖に...。

他のメンバーといる時ももうちょっと楽しそうに笑ってるのに。

なんで彼女の私に対してはこんなダルそうにしてるんだろう。

折角のお休みなのに...。

私の事嫌いなのかな...と思って泣きそうになる。


『もう良い！今からショッピ君の所に行ってくる。もう、バカ！』

kn「ちょっ...」


私を呼び止める声が聞こえたが気にしないでショッピ君の家へ走って行く。




『てな訳でキレてショッピ君の家に来ました』

syp「それはコネシマさんが悪いっすね」


私が急に玄関のインターホンを鳴らしても嫌な顔せずに迎え入れてくれる。

しっまだったら非常識だなんて言って怒るだろうな。

なんて思っていると急にまたインターホンが鳴る。

出てみるとそこに居たのは必死な顔で息切れしながら肩で息をしているいつもダルそうにしている雰囲気とは違うしっまだった。


kn「ほんまにすまんっ...。Aの雰囲気が落ち着けるからってAを放置して彼女やのに構わんくて...」

『お...落ち着いて...！？』


ショッピ君に水を貰ってしっまに飲ます。


kn「今日の朝も疲れてて。Aの優しさに甘えてずっと寝ようとしてた。あんな風にダルダルしてるのが俺の素やねん...嫌になったやろ？」

『そんな事無い...私もごめん』

syp「お二人さん？ここ俺の家なんでラブラブするんだったら家帰ってもらえません？」

kn「.....」

syp「はいはい。分かってますって」


しっまがショッピ君に何かを言った後に
苦い顔をして追い出された。


『最後、なんて言ったの？』

kn「秘密...恥ずかしいやん」


いつか絶対にショッピ君に聞こう。

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